何も制約がなければ、どのような結婚の儀式/門出を望みますか？

　　568さん、御結婚、おめでとうございます。
25歳、人生これからですね。
夫婦円満コンサルタントR　中村はるみと申します。

　昔から恋人たちは568さんと同じように“結婚式を挙げるか、挙げないか”と悩んでいました。
悩みの元は、経済面・家族のしがらみ・男女性差による行き違いなどです。
下記の１に書き込み、5まで進むと、自然に568さんの答えが出るようにいたしましたので読み進めてください。


【１】何も制約が無かったら、どうしたい？

　もしお金の制約も人のしがらみもなければ、568さんはどのような結婚の儀式(門出)をしたいですか？
(役所に結婚届を出すだけでも儀式となります) 。文字に表してみましょう。



568さんの本来の望みがわかりましたら、現状の確認に移ります。
もし下記が違っているときは教えてください。


【２】今の状況と結婚式の情報

1. 相手のご両親は挙げるなら金銭的支援をすると言っている。
2. 568さんの御両親は「二人で相談しなさい」と言っている。
3. 二人の間では、新婚旅行を兼ねて海外でのフォトウェディングもよいかと考えている。
4. このとき、御両親は結婚式に参加をしない。

5. 二人の休みが合うのは月に一回、多くて2回。だから、二人一緒に準備する時間が少ない
6. 友人たちからの情報として、結婚式は、（50人～90人。人数は予測です。一般的人数にしました）すごい前から準備をして大きいお金が動き数時間で結婚式は終わる。
7. 友人の個人的感想として「挙式は、自己満足であったりお披露目だったりして人それぞれの価値観で行う」


【３】結婚相手の貯金に関する情報

　旦那さんの個人の貯金はあまり無く、旦那さんは給料で多かったときは親たちとの共同の名義の貯金にまわしている。

[下記の4点の内容でよろしいですか？]
1. 旦那さんの家族は互いに収入は教え合っていない。
2. 旦那さんの家族全員はお互いに貯金額は非公開。
3. 御両親の結婚式の祝い金はその共同の貯金から出す。
4. 御両親から頂いた祝い金はその貯金に再度入れた。


【４】568さんの気持ち

 挙式しているのを見ると羨ましさを感じる。
 結婚指輪を旦那さん(彼)のご両親から頂いた祝い金から買うことに不満をいだいている。
 旦那さんは家に多めに貯金や生活費を入れているので、そのことを気にしていない。
 指輪の購入資金に御両親からの祝い金や貯金が含まれるので、どこか残念な気持ちを感じる。

 結婚式より遅くなってもいいので、旦那さんの働いたお金だけのプレゼントだと、彼の気持ちがこもっている気がするので、彼のお金だけでプレゼントしてほしい。

 でも、568さん自身は「私の考え方が固いのかも、結局は旦那さんの預金でもあるのだから、旦那さんの気持ちが籠っているともっと柔軟に、考えた方がいいのかな」とも、考えている。

 旦那さんに買って頂けることは有難いことと解っている。ありがたいと思っている。
 指輪の時点での二人の行き違いに悩んでいるのに、式の準備に入るともっと問題が起こりそう。準備が憂鬱で、大丈夫かなと心配している。

　ここまでで「どこか違う」とお感じでしたら、どんな小さなことでも訂正してください。


【５】追加情報

　ご存知かもしれませんが、結婚は、ナシ婚、フォト結婚式、親族のみの結婚式、小人数結婚式、結婚式場での挙式など様々な形があります。
“６の友人からの結婚式情報”の会場はどこで、招待客は何人ぐらいでしたか？

結婚式場の挙式で招待客が50人以上と推測いたします。


(ア) 招待人数が多くなるほど結婚式の準備は面倒で金がかかります。
(イ) フォト結婚式や親族のみの結婚式や、身近な人だけのお食事会でしたら準備は楽です。
(ウ) 招待する人数が増えればご祝儀が増えて、負担する金額が減っていき余剰金がでる分岐点があります。
(エ) リーズナブルな価格で感動の結婚式を演出するプランナーがいる式場もあります。

ア～エを基に各式場の情報を二人で分担し集めて決めましょう。


　「友達からは挙げたら呼んで欲しいやSNSとかで周りが挙げているのを見ると羨ましさを…」この文章から568さんの挙式したい女心を感じました。女心を満たすことはとても重要です。


【お薦めの検討方法】

　ご自身の人生ですから希望【１】を最優先に考え、568さんのご両親の言われるように上記の２～５の情報を基に、結婚式をどのようにしたら二人が満足し親御さんたちも喜ぶかを二人で考えましょう。
旦那さんのご両親は心のどこかで挙式を望んでいると推測いたします。


◇　良い関係を保ちながら、適切に対応する3つのコツ

　私たち専門家は568さんの問いに答えるために、最初に事実を1つ1つ確かめます。女同士でも勘違いすることがありますので、私も情報を整理し確かめました。これもコツの１つです。

１．性差のある男女が情報や意見を伝えるときは、次の3つの技術を使いましょう。

A.　 男性が要望を受け入れる可能性を高めましょう。非難や苦情でなく、「大好きなあなたからの贈り物、嬉しい！そしてあなただけのお金でプレゼントしてほしいの。ダメかな？」このように感謝と愛を伝えた後に希望を伝えるとOKするはずですョ。

B.　男性である旦那さんには、結論を先に伝えましょう。すると男性に分かり易くなります。

C.　異性にも理解しやすい写真/表/図解/メールを使い、情報を整理し分かり易く伝えましょう。


２．お互いをより深く知るチャンスが結婚の準備と考えてみましょう。

　結婚の準備は二人の本当の意味の初めての共同作業です。参加者が「結婚、おめでとう」と祝辞を述べる実際のイベントのために、二人が最初にする“助け補いあう共同作業”と考えましょう。


３.　相手の価値観にも耳を傾け尊重しましょう。

　旦那さんは「家族の経済は一緒である」という思いから、ほとんどの余剰金を家族の貯金に入れていた家族を大切にする男性と推測します。
568さんと生い立ちが異なる男性は、価値観/志向/思考/趣向/考えや、同じ言葉の意味でさえ異なることがあります。違和を感じるかもしれませんが、旦那さんの価値観も「あるよね」と尊重しましょう。


　私見ですが女心を満たすことは重要です。儀式は未来に向けて気持ちを一新します。お二人で知恵を出しあい課題を乗り越えましょう。

　御結婚おめでとうございます。568さんの人生を応援しております。
　　拝、夫婦円満コンサルタントR　中村はるみ