対象:老後・セカンドライフ
多角的な見方の必要性
ご相談頂きありがとうございます。
腰痛でお困りのご様子、心中お察しします。
病院では通常、レントゲンやMRIなどによる検査で、患部の構造に異常がないかを確認します。
構造的異常で起こる腰痛は、主に骨折や腫瘍、内臓の器質的異常です。
また近年の研究では、椎間板ヘルニアや椎間板変性は、感覚鈍麻や運動障害は起こる可能性はありますが、痛みと直接関係ないと考えられています。
上記の原因による腰痛は全腰痛患者の3%程度と言われていますので、その原因が除外は出来ましたが、通常の病院で分かることは、そこまでだと思います。
残り97%の腰痛の原因は、筋骨格系の異常によるものと考えられています。
分かりやすく説明しますと、何かしらの原因によって、筋肉が過剰に緊張したり凝った状態で痛みを出しているという事です。
この何かしらの原因という部分は、日常の身体の使い方も含まれますが、心理社会的因子(ストレス)が大きく関与している事が分かってきています。
長くなりましたが、ご相談に対するご返答としては、
腰痛の正しい知識を踏まえて、メンタル的なアプローチもされるような治療院が最もおススメです。
私で宜しければ、お力になりますが、遠方で通うのが困難でしたら、ご連絡頂けましたら、私の知る限りではありますが、信頼できる先生をご紹介させて頂きます。
山中英司
http://hikaichiro.com
回答専門家
- 山中 英司
- ( カイロプラクター )
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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