対象:住宅・不動産トラブル
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擁壁倒壊の修理
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横浜の設計事務所です。
高低差やそれぞれの敷地の状況、相手の予定建築物、境界線や擁壁の所有、その他もろもろがわからないので一般的な解説になります。
現在では基本的にはブロック積みの擁壁は認められていません。よく見かける工法としては間知石積みかコンクリート擁壁です。
間知石の場合は角度が大きくなるので、敷地境界から造ると庭部分が狭くなることが多いです。
コンクリート擁壁は現場施工と製品を設置するものの二種類ありますが角度は間知石よりは直角に近くなります。
ただ、根本の部分でL字型になっており、そのL部分を施工するために大きな掘削が必要になります。
またその部分は土を埋め戻すので軟弱地盤になるので基礎がかかっている場合は不同沈下に注意が必要です。
L字部分を相手方に向ける逆L字工法にすれば掘削範囲は狭くなりますが、逆L字部分は相手の敷地内になるので予定建物と干渉したり擁壁の所有(管理)の問題が面倒になります。
そうしたパターンを示した上で選択を依頼してくるのが本来の補償ではないかと思います。
費用分担に関しては、相手の責任は大きいものの古い擁壁が既存不適格(現在の基準ではない古いもの)であった場合はある程度考慮は必要かもしれません。
ただそこは民事の問題になるのでその部分に関して納得がいかない場合は法律の専門家の助言を受けてください。
あーす・わーくす< http://office-ew.com >
評価・お礼
えす さん
2018/10/01 11:55
あーす・わーくす 小松原さま
情報が不足しており申し訳ございません。
ご教示ありがとうございます。
当方の有効敷地が減る案のみ提示され、困惑しておりましたが、
そうならない方法も提示して欲しい旨連絡してみました。
法律関係も調べてみます。
ありがとうございました。
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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この回答の相談
初めて相談させて頂きます。
【経緯】
私は擁壁のある土地を購入し、新築戸建を1年半前に建築しました。
この夏から隣地の解体工事が始まり、その際に地盤高を下… [続きを読む]
えすさん (宮城県/38歳/男性)
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