対象:住宅設計・構造
中庭型(ロの字型)建築物の注意点
はじめまして
ロの字型(中庭型)の建物は、近隣の影響を受けにくく採光を得るにはベストなプランだと思います。
しかし、中庭の面積・建物の高さ・建築する場所によって太陽光の入り方が変わるので、設計者は日照に関する検証をしっかり行わないと1階まで光が届かない等といったトラブルも起きかねません。
また、中庭型建築物では豪雨による中庭の雨水排水計画が重要になります。
茨城県は浄化槽や浸透型雨水マスで敷地内で処理する場所もあるので、本下水がある地域より注意が必要です。
工夫の一つとして、雨水をレインセラー(雨水貯蓄タンク)などに溜めることで、排水の負担を軽減する方法もありますね。(画像はパナソニック製)
簡単ですがご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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この回答の相談
一年通して採光には問題ないでしょうか?
北西側に面した土地でロの字の中庭(ウッドデッキ)がある平屋を建築予定です。
土地は70坪、建坪32坪、家の形は正方形で中心に中庭7畳ほどで計画しています。
北、… [続きを読む]
なな0601さん (茨城県/33歳/女性)
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