対象:住宅資金・住宅ローン
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中村 諭
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローン専門のFPより回答 ~名義変更と住宅ローン借換え~
guro(東京都/女性)様
はじめまして。
住宅ローン・アパートローン専門のFPをしております。
住宅ローンソムリエ代表の中村諭と申します。
宜しくお願いいたします。
以下、長文になってしまいましたが、参考となれば幸いです。
【現状の問題】
現状の問題で、ご心配されていることのひとつに「団体信用生命保険」があると思います。
現在ローンを実質返済されているお兄様に、万一の事態が発生した(お亡くなりになった)場合、お兄様は「団体信用生命保険」に入っている訳ではありませんので、住宅ローンの支払いは継続する事となります。
住宅ローンの返済義務は相談者にありますし、返済が困難となれば、売却することとなり、ご両親のお住まいも探さねばなりません。
また、住宅ローンの名義がご相談者様という事は、マンションの名義もご相談者様との理解で合っていますか?その場合、相談者様の財産形成(マンションという財産)を「お兄様とご両親」のお金で行っていることとなり、現在の状況だと贈与税の問題も考えておく必要があります。(実態から問われないかも知れませんが、対策は必要ですね)
住宅ローンの借換えは「低金利だから」という理由よりも、名義を本来の形に整えることを優先されるのが良いと思います。
【手順】
(1)
検討の手順ですが、まずは、現在住宅ローンを借りている「既契約の銀行」に相談に行くことですが、”注意”が必要です。各金融機関によって、住宅ローン融資への条件が異なります。
現在、ご相談者様がローンを借りている金融機関が「親族の居住の為」にローンを借りることを良しとして、融資をしているのなら、現在のご相談者様の状況も問題なく、相談に乗ってくれることでしょう。
しかしながら、「親族の居住の為」のローン(債務者はそこに住まない)を良しとしない金融機関であれば、現在の相談者様の「名義貸し」という状況は、契約違反の実態を明らかにすることとなり、藪蛇になり兼ねません。
なので、まずは現在ローンを借りている金融機関に相談に行く前に、その金融機関の住宅ローンの融資条件について、しっかりと調べ、その上てご相談に行くのが宜しいかと思います。
(2)
現在ローンを借りている金融機関への相談自体がNGの場合や、相談したもののNGの場合は、他を探すことになりますが、現在の状況は一般的な住宅ローンとは異なり、「借り換え先」の金融機関探しは困難を極めるかも知れません。
また、次のような専門家への相談も状況に応じて、必要となります。
・税理士
・不動産売買
・不動産鑑定士
・司法書士
なかでも、「税理士」ですが、企業の税務会計ではなく「不動産」に強い税理士さんに相談されることをお勧めします。(不動産に強い税理士さんを、「資産税」に強い税理士さんという事もあります)
(3)
ご自身で難しければ、専門家に依頼することも一考です。
専門家は、私共のようなFP(ファイナンシャル・プランナー)が考えられます。
ただ、この時の注意点は「貸金業免許」を持ったFPに相談する事です。
金融機関と個人との間に入り、融資の相談業務・コンサルティングを行うには、FP資格者よりも、金融庁に「貸金業」登録をした事業者に相談することをお勧めします。(貸金業法の問題)
【最後に】
当社のご案内になります。
当社では「税理士(資産税に長けた)・不動産売買業・不動産鑑定士・司法書士・弁護士・等」でチームを組んでご相談に対応しております。
また、当社は金融庁に「貸金業」を登録したFP事務所です。
金融機関との交渉の為に登録をしていますので、当社が直接融資をする事はありません。
安心してご相談ください。
住宅ローンソムリエ(R)
アパートローンソムリエ(R)
代表取締役 中村諭(CFP(R)認定者・貸金業務取扱主任者)
http://www.shinkyo-jp.com/
(現在のポイント:-pt)
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15年ほど前、現在両親と兄が住んでいるマンション購入時にローンを組む際、兄が勤続年数が浅いということでローンが組めず、私の名義でローンを組みました。(ローンと固定資産税など居住にかかわる費… [続きを読む]
guroさん (東京都/48歳/女性)
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