対象:心の病気・カウンセリング
国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー
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まずは社員として働き、経験した上で、独立を考えませんか?
お悩みを抱えている井上さん、こんにちは。
東京と仙台で認知行動療法を展開している聴心館の国府谷(こおや)と申します。カウンセラーとして起業され、ご苦労されたようですね。お気持ちお察しします。
日本というこの国では、カウンセリングという文化がなかなか根付いていません。悩みの相談という時に、人生相談という文化があり、また、相談事は専門家に意見を求めるという風潮があります。カウンセリングよりもコンサルティングという感じですね。「相談に行ったら、何も言ってくれない」と言った意見もよく聞きます。
私の場合も、一般的なカウンセリングから始めましたが、医療系の認知行動療法にシフトしてから安定して来ています。ですから、専門分野に特化したカウンセリングという考え方は、適切と思います。ただ、風俗カウンセリングについて、どのくらいのニーズがあるのかをよく調べなければ、うかつには動けないでしょう。私もそうしたお仕事の方のカウンセリングを受けていますから、ニーズがないわけではないと思います。
実際には、コンスタントにそういう方の相談を、継続的に受けていかなければ、仕事として成り立ちませんから、まずは、社員としてカウンセリングを始めるのが、適切と思います。お子さんの育児費、教育費もかかりますから、今は定収入を優先させて、経験を積み重ねた上で、判断してから独立でも良いと思います。頑張ってください。応援しています。
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約2年前、心理カウンセラー、メンタルアドバイザーとして、1人で起業しました。当時の資本金は600万円でしたが、ネット社会の中私は何に初期投資が必要か?利益もないのに、オフィスなどを借り… [続きを読む]
井上さん (神奈川県/49歳/女性)
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