対象:ペットの医療・健康
頸部の怪我について
はじめまして。今回けがをされたのはねこちゃんでしょうか?
ねこちゃんが外でけんかをしてけがをして帰ってくるケースは、非常に多くみられます。
けがをして数日は、それほど肉眼的に目立った変化がない場合がありますが、徐々に皮下で感染が拡がり「膿瘍」という膿が溜まってしまうことがあります。時間経過とともに拡大することもありますし、排膿があった場合、一部の皮膚が大きく開いてしまうことがあります。その場合は皮膚の縫合をしなければならなこともあります。
また、頸部ということで近くにあるリンパ節が大きく腫れることも想定されます。その場合は、摂食に違和感を生じたり声が出しづらくなる場合があります。
これも長期に及ぶと回復に時間がかかるだけでなく、傷以外の部分に影響が出る恐れがあります。状況をつぶさに確認できないので詳細はこの場でお答えすることが難しいですが、かかりつけの動物病院を早めに受診されますことをお勧めいたします。
回答専門家
- 増田 国充
- ( 静岡県 / 獣医 )
- ますだ動物クリニック 院長
西洋医療・東洋医療の両方の視点で獣医療に取り組みます
静岡県で動物病院を開業しております。当院では漢方や鍼灸をはじめとした東洋医療を獣医療に取り入れ、現在県内外からご来院いただいております。鍼灸や漢方に関するご相談やメディカルアロマテラピーなどにも力を入れております。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A