対象:お金と資産の運用
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変額保険と投資信託の比較について
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S.N様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問のユニットリンク保険ですが、お書き頂いた通り、同じ年7%を実現したとしても運用成果は、投資信託と異なります。
これは、保険料から保険関係費が差し引かれた上で積立部分に回り、さらに積立部分からも日々、運用関係費とは別に保険関係費も控除されるためです。
保険関係費は、死亡保険金の支払いや保険会社の事業経費、営業員さんの給料などに充てられます。
ところで、投資信託の税金計算(概算)は、下記ではないでしょうか。
運用益
1,290万-元本480万(月1.6万×12×25年)=810万
税金
810万×20.315%=約165万
ユニットリンクは、保障機能が付加されますので、単純比較できませんが、370万円の差が出るとすれば、やはり運用面では、投資信託の方が有利になるようです。
ただ、仮にコストが高くても、営業員さんを信頼して、継続的に運用アドバイスをもらうつもりであれば、私はそれも立派な考え方と思います。
日本では、「とにかく安く」の考え方が進みすぎて、「デフレ」という病から抜け出せないでいます。
自分が利用するサービスに、「とにかく安く」を求めるのであれば、自分の給料や報酬にも、「とにかく安く」の考え方が適用されて、文句は言えませんよね。
利用するサービスの価値とコスト(料金)が見合っているかの視点が大切と思います。
あと、もう少し補足すると、NISAの他に、確定拠出年金という候補もあります。
60歳まで引出しができないデメリットはありますが、税金、コストともに、変額保険やNISAより優れた面があります。
確定拠出年金は、利用できる人の条件がありますが、もしご存知でなければ、一度調べてみてはいかがでしょうか。
評価・お礼

S.N さん
2016/04/25 22:42
ご回答、ありがとうございました。
税金計算の件、ご指摘ありがとうございました。
ご指摘いただいた計算内容は分配金には課税されないという事でよろしいでしょうか?
となると、やはり投資信託はユニットリンクに比べてかなり優位ですね。
”自分が利用するサービスに、「とにかく安く」を求めるのであれば、自分の給料や報酬にも、「とにかく安く」の考え方が適用されて、文句は言えませんよね。”
仰るとおりです。
「自分」という商品が進化し続けないと会社内、業界内の「市場価値」が下がって給料が下がってしまいますもんね。(下がるに値する価値になった自分の責任ということですね)
サラリーマンだからといって、安定した給料、雇用だと思わないほうがいい時代だと思っています。
でも、市場価値を上げれば給与が増えるチャンスでもあるから、より頑張りがいのある時代でもありますね。
回答専門家

- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
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