キッチンから生活感をなくすために。

はじめまして。mocaさん。
シーズ・アーキスタディオの白崎です。

雑誌掲載の事例の写真の多くは、調味料・洗剤・スポンジを片付けたうえで、又は引越し前に撮影するため、それらのものが映っていません。すっきりして見えるのはそのためです。

さて、実際にキッチンをすっきりさせる方法ですが、調味料などはいちばん手の届きやすいところに専用の棚や引出しがあれば良いと思います。塩・コショウなどは使用頻度がとても高いので、扉のないオープンな棚に入れたほうが、調理中の調味料の出し入れが楽になります。オープンな棚でもそこに入れてしまえば意外と片付いた印象になります。
上の写真は私たちが設計したキッチンです。オープンな横長の棚が調味料置場です。
この家では来客のときにキッチンを見せたくないというご要望があって、下の写真のように、キッチンとダイニングの間に木調引戸を入れました。
マンションリフォームとの事なので難しいかも知れませんが、こういった手法も生活感を無くす一つの方法です。

それから、洗剤やスポンジについては、シンクにそれらを入れるためのポケットが付いたものがあります。
http://e-reform.jp/kitchen/html/products/sink/sink_under5.html
シンクの左上に横長のポケット状のくぼみがあるのを画像で確認できますか？
ポケットには排水管がつながっているので、濡れたままのスポンジをいれても、内部に水が溜まりません。ただし、常に濡れたものが入っていて湿気はこもり気味なので、ポケット内部をまめに洗うなど、衛生面には気をつけてください。

お役に立てたでしょうか。
素敵なリフォームとなることをお祈りしています。