対象:ダンス
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腎臓・膀胱を元気にすると関節が柔らかくなります
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東洋医学の見方では、腎臓・膀胱のエネルギーは骨や関節の柔軟性に大きく関わっていると捉えます。ルビンカさんの年齢的なものからも、内臓の加齢や疲弊から関節が硬くなっておられると思います。加齢により内臓が疲弊していると、どんなに柔軟をしても関節はすぐ硬く戻ってしまったり、筋を痛めてしまうのです。
そしてマクロビオティック的な食事療法では、以下の様なアドバイスがあります。
(※「THE マクロビオティック」久司道夫 著 より引用)
★健康な骨や関節は、全粒穀物・豆類・野菜・海藻およびその他の強化作用のある食品、中でも味噌・醤油・自然海塩・海藻などのミネラル分豊富な食品によって作られる。
★骨や関節は極陰性を引き寄せる為、砂糖・乳製品・脂っぽい食品・刺激物・スパイス・アルコール類・薬物といった拡散性食品を過剰に摂取する事によって損傷し、肉・卵・家禽類(鶏肉等)・その他の動物性食品など、全般に酸化作用をもたらす極端な陽性食品の摂取により衰弱する。
★骨や関節の腫れや炎症は、砂糖・アイスクリーム・トマトといった極陰性要因によって引き起こされるとともに、こうした極陰性要因と同時に、肉・家禽類・卵・塩分過剰・焼いた食品などの極陽性要因が併合して起きる場合もある。
★関節の癒合は、極極陽性要因による。
ルビンカさんは海外でお暮しとの事なので、小麦粉を使ったパン類や麺類などを主食にされたり、肉食などがメインになる事が多いのではないかと思われますが、できれば主食をお米(入手困難かもしれないですが、できれば玄米を一晩以上水に浸けて発芽させたもの望ましい)に変えて、暫く菜食に近い食生活をされると、関節が解れて来ると思います。(どうしても動物性のものが欲しい場合は、肉類ではなく淡白な魚介類を摂る様にするなどでも違うかもしれません)
ちなみに、私の体での実体験から得られた感覚ですが、小麦粉からできた食品やお菓子・肉類(鶏肉含む)・卵などを摂るとすぐに関節が硬くなるのが分かりますので、少しずつでもそうした食品を極力摂らない様に心がけるだけでも違ってくるのではないでしょうか?
それと、ヨガ的には「呼吸法で身体を柔らかくする」という方法があります。それは吐く息を長く意識する腹式呼吸です。でも、やはり内臓を根本から元気にする食生活の改善が一番の早道ではないかと私は思います。
以上、何かご参考になるものがあれば幸いです。
評価・お礼
ルビンカ さん
2016/02/10 00:57
大変ご丁寧な回答ありがとうございます。
内臓のエネルギーレベルが骨や関節の柔軟性に
相当な影響力があるとのこと、また改めて食生活の
大切さを思います。
海外生活は12年ですが、だからといってパンが
主食になっているわけではなく、やはりお米を主食としています。
(玄米も入手しやすいので もっと玄米を取るようにしてみます。)
しかし 乳製品は日本にいた頃より摂取量がかなり増えたと
感じます。 たんぱく元は50代になってから 豆類や魚(主に鮭)から
取るように心がけています。 しかし 甘いものは好きですね、
多くは食べないとは思いますが。。 (市販のものは
異常に甘いので、たいてい家で作っています)
ヨガはダンスと平行してやっていた時期があるので
再開したいと思います。 「脚の筋・関節を柔らかくする」
のに良い方法を探してみます。
この度の回答感謝いたします。
また 上記のヨガについて質問させていただくと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
大園 エリカ
2016/02/10 07:41
こちらこそご丁寧で誠実なお返事を頂けて、大変嬉しく思います。
体というのは生まれ持った体質(内臓の強さ・弱さ)というのもございますので、食生活でも人により強く影響しているものが違って来ると思います。
健康的な食生活をされておられるルビンカさん。今回ご自身で分析されておられる様に乳製品の摂り過ぎが関節の硬さの原因かもしれませんね。ちなみに私も玄米菜食を中心にした食生活をして参りましたが、以前はチーズが好きで毎日摂っていたのです。そして引退前の数年間は腰が痛くなったり、関節が硬くなったり、一時は右の股関節を痛めて足を上げる時に痛みを伴ったりした事がありましたが、チーズを含めた乳製品を一切止めたら全く痛みが無くなった経験を持ちます。(マクロビオティックでは、乳製品は体のカルシウムを奪い骨を弱くするとありますから、当然関節にも大きな影響が出て来ます)
洋菓子や菓子パンや調理パン、それにパスタなどのソースなどにも乳製品は使われておりますから、これから少し意識されて行かれると良いと思います。できれば甘いものを良質な天然の甘みのもの(メープルシロップやてんさい糖)で手作りされるなどされると良いかもしれません。(でも糖分は血液を薄めますので、やはり摂り過ぎは厳禁です)
お返事と評価をありがとうございました。
回答専門家
- 大園 エリカ
- ( 東京都 / ダンスインストラクター )
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
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この回答の相談
50歳の者です。
15歳でモダンダンスを始め
ジャズやバレエをしていたので
体は柔軟でした。(180度開脚など)
諸事情があり2年近くダンスから遠ざかってしまい
後に開脚ができなくなってしまいま… [続きを読む]
ルビンカさん (東京都/52歳/女性)
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