誰かが居宅に住み続けることで住宅ローン控除は継続します。 - 柴田 博壽 - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

注目のQ&AランキングRSS

対象:住宅資金・住宅ローン

誰かが居宅に住み続けることで住宅ローン控除は継続します。

2016/01/22 21:44

ちゃこちゃこさん はじめまして
税理士の柴田博壽と申します。
税法は、極めて実態に即し、合理的な考え方に立っています。よって、いたずらに不自然な工作はしない方が賢明かと思います。
住宅ローン控除は、サラリーマンの方が受けるケースが圧倒的に多いのです。サラリーマンはまた、転勤が宿命といっても過言ではありません。そして、転居を伴う人事異動は決して少なくありません。
マーホームを取得しても時には家族全員での転居、また、時には単身赴任を余儀なくされることもあるでしょう。
住宅ローン控除を受けていた人が数年間、人事異動により家族全員で転居したら、再び我が家に戻るまでは住宅ローン控除は、お預けとなりますが、戻ったら住宅ローン控除の残年数は再開し、結局10年間の控除は保障されるのです。
また、単身赴任期間中、家族が引き続き居住しているのであれば、住宅ローン控除は継続適用となります。
以上の取り扱いにならえば、少なくともご主人の住所を据え置いた状態であれば、家族の一時的な住所移転があっても住宅ローン控除の適用に何等の変動がないのです。
これに対して、家族全員が平日(5日間)をマンションに居住し、土日に帰宅するサイクルの期間は、主たる住居は明らかにマンションということになり、「住宅ローン控除は受けることはできない。」と判定されるでしょう。
家族の誰かが居宅に住み続けさえすれば、住宅ローン控除を継続して適用できましから、不自然な住居移転をすることだけは、避けなければいけません。
ご参考になれば幸いです。

人事異動
単身赴任
住宅
継続
住宅ローン控除

回答専門家

柴田 博壽
柴田 博壽
( 東京都 / 税理士 )
所長
03-6425-7440
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

親身になってあなたの悩みにお応えします。

FP税理士としてあなたに最適なプランをご提供します。

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

この回答の相談

住民票のない家の住宅ローン控除について

マネー 住宅資金・住宅ローン 2016/01/22 13:44

四年前に夫婦共同名義で住宅を購入しローン返済中、住宅ローン控除を受けています。子供が二人いて息子国立小学校に通っています。今回、娘が国立の幼稚園に合格しました。当初は自宅から通… [続きを読む]

ちゃこちゃこさん (福岡県/39歳/女性)

このQ&Aに類似したQ&A

住宅ローンの返済が可能でしょうか kurukurusanさん  2014-09-10 20:37 回答1件
不動産兼業サラリーマンの相談(お金の面) 安倍君さん  2020-01-12 16:36 回答1件
住宅ローンについて 三匹の羊さん  2017-05-04 23:17 回答1件
姉弟間で名義変更と住宅ローン借り換え k.a.t.k.aさん  2016-01-23 17:59 回答1件
相続対策と住宅ローン借入について ハナ875215さん  2015-09-07 14:03 回答1件