不安の原因を癒すこと、それが大切かもしれません。

たぬきさん、その後いかがお過ごしですか？
ご質問の日からだいぶ時間がたってしまったので、今更かなぁと思いつつも少しでもお役に立てればと思い、お返事させていただきました。

ご相談の内容から、たぬきさんが本当に純粋にお相手の方を思っていらっしゃることがひしひしと伝わってきました。
人を好きになること、それは幸せも運んできますが、一方でまったく望まないのに多くの不安も運んできてくれます。

どうして不安になるのでしょうか。
それは、相手の気持ちが自分ではコントロールできないというのが一つあると思うのです。

また、もし相手に裏切られたら、別れるようなことになったら愛していればいるほど本当に深く傷ついてしまう。
心が痛む時のあのつらさ
そんな思いはしたくない、傷つきたくないという思いもあるのではないでしょうか。

そしてそれは誰にでもあることですが、たぬきさんの場合は少しそれが大きすぎるようです。
お相手のことを好きすぎるのが大きな理由の一つだと思いますが、「性格上なかなか人に対して心を開かない」「すごく心配性」というたぬきさん
何か心の奥に抱えていることがあるのではないでしょうか。

私はたぬきさんのような方のご相談をよく受けるのですが、ほとんどの方が心の傷（トラウマ）を持っていらっしゃいます。
小さい頃のご両親との関係や、学校でのお友達との関係の中で深く傷ついたことがあるというケースが多いのですが、中には生まれる前（お母さんのお腹の中にいた時）や、生まれる最中（難産など）のことが原因になっている方もいらっしゃいます。

潜在意識（無意識）というのをご存じでしょうか。
人は普段忘れていることでも、この潜在意識はしっかり覚えていて、それが思わぬ時にちらちらと表面に出てきてその時のことを思い出させます。

そうすると、本当はそこまで大きな不安ではないのに、潜在意識の記憶しているものが上乗せされるので何倍にも感じてしまうということがあります。

もし、そうだとするとその心の傷を癒してあげれば、不安は少なくなり、健康的な不安のレベルに戻ることができます。

心の傷を癒すには、インナーチャイルド（自分の中の傷ついた子供）を癒すワーク、イメージを使ったセラピー、EMDR、フォーカシング等いろんな方法があります。

今はネットで調べられますので、ご自身でこれならというものを見つけて取り組んでみてはいかがでしょうか。

彼の元奥さんやお子さんへの嫉妬、これもやっかいですが今はそれも仕方のないことです。
たぬきさんの状況だったら、誰でもそうなります。
中には彼の飼っている犬に嫉妬する人もいるくらいですから、今はご自分を責めないでくださいね(^-^

たぬきさんの大切な彼と、本物の信頼関係を築いて幸せになれますように、心からお祈りしています。