対象:体の不調・各部の痛み
松下 佳祐
理学療法士
-
打撲後の治療について
- (
- 5.0
- )
整形外科で理学療法士をしている者です。
ご参考程度に読んで頂けたらと思います。
ふくらはぎに膝が入って受傷され、膝が伸ばせない痛みということで筋肉が大変傷んだと思われます。骨に異常がなくて良かったです。
腓腹筋は膝裏から始まり踵に付きますので、膝と足首の関節の動きに関わります。そのため筋の損傷により両方の関節の動きが制限されることがあります。
そこで
1、膝と足首の動きがまだ固いのは、傷めた筋肉や周りの組織がまだ完全に治っていないためと思われます。かなりの損傷だと3週間ほどではまだ痛みが残り、動かしにくい状態でもおかしくありません。逆に3週間くらいで足が動かせないほど筋肉が固まってしまうことはありません。
2、まだ歩く練習は積極的に行わず、まずは筋肉を優しく柔らかくほぐし、ゆっくりと自分で膝や足首を動かせるくらい痛みが引いてきたら、体重をかける練習を始め、歩く練習を始めても良いと思います。
血腫は医師に状態を確認してもらいながら、自然治癒力で徐々に回復するならば時間はかかっても回復するものと思われます。(パンパンの腫れが引いてきているようなので)
針や電気、温熱などの物理的刺激で痛みが和らぎ筋肉が柔らかくなるならば効果的ですが個人差があると思います。
バスケットに復帰できるよう頑張って下さい。
評価・お礼
srkfs さん
2015/11/26 11:14
丁寧なご回答を有り難うございました。
参考とさせていただきます。
松下 佳祐
2015/11/26 21:40回復するまで不自由な生活で大変と思われますが、お大事になさってください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
ふくらはぎ打撲と血腫の治療についてご質問です。
以下経過です。32才おとこです。
11/8 バスケ中に右ふくらはぎ内側の腓腹筋を人の膝で強打。アイシングして足を引きずり帰宅。アイシング湿布を… [続きを読む]
srkfsさん (東京都/32歳/男性)
このQ&Aに類似したQ&A