対象:ペットの医療・健康
猫のパニックについて
ペット行動コンサルタント SENDAの千田純子です。
猫も攻撃性で相談を受けることがあります。猫の攻撃性の厄介なことは、恐怖の対象以外のものに対して攻撃性を出すことです。じゃろさんのケースも最初は知らない人に対する恐怖からのパニックだったのでしょうが、獣医さんや飼い主さんに対して攻撃性を出して、仕方なく押さえつけたりしたことで、人に対して恐怖心が空いてしまったのでしょう。
猫も小さな頃から人に扱われることにならしたり、他人にならしたりすることが必要です。子猫の頃から室内だけでしつけをしないで育てると社会性のない猫に育ってしまい、大きくなってから攻撃性を出すケースもあります。
当面は飼い主さんも猫ちゃんもケージ飼いで落ち着いているのであれば、その状態でも良いのではないかと思います。私は動物保護指導センターで触れない猫ちゃんたちにバッチフラワーを使って、攻撃性を低下させ、里親に出すボランティアをおこなっています。野良猫ちゃんでも、ケージ飼いの状態でも、時間をかけて優しく扱ってあげたり、行動療法やバッチフラワーなどで落ち着かせてあげると触れるようになります。
ケージから出してあげる生活をしたのであれば、動物行動専門の獣医さん行動治療家や、バッチフラワーのプラクティショナーで動物を扱える方を探してはどうでしょうか?当方でもPCを通してのカウンセリングをおこなっています。
回答専門家
- 千田 純子
- ( 千葉県 / 獣医 )
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
我家の猫はアビシニアンで5歳になります。生後半年ほどで避妊手術を受けているオスです。
1年ほど前から突然パニックを起こすようになり、自分も含め、かなりの怪我をしています。
最初のパニックの原因… [続きを読む]
じゃろさん (埼玉県/44歳/男性)
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