対象:夫婦問題
お子さんの立場からも、ぜひ一度ご検討ください
はじめまして、行政書士・メンタルケア心理士の吉田美如(みゆき)と申し上げます。
さっそく、ご相談内容について回答させて頂きます。
この年代の方で、お子さんがいらっしゃるご夫婦の決断の分かれ目となるのは、経済的な自立かと思います。離婚したくてもできないご事情のある方もいますし、ご決断に至るには、ご自身のお気持ちの中で何を優先するのかにもよります。キツペさんのご相談内容のような状況ですと、お子さんがいらっしゃらないご夫婦の場合には、離婚を選択する方も少なくないように思います。
仮に親権を持ち、一人で子育てをする場合に、養育費を請求できることになったとしても、お相手の経済状況が変わり支払われない等も起こりうることです。ですので、もし離婚を検討するのでしたら、ご自身が働いているなど、経済的にあまり不安がない状況も必要かと思います。また、お一人でお子さん2人を育てる覚悟もおありかどうかです。たとえ仕事、育児、家事と大変なご負担をしてでも、お子さん達との心が満たされた生活を送ることができるのであれば、きっと乗りきれる大変さです。
お子さんに与える影響として、ご夫婦のご関係の悪化によるストレス等から、お母さんが、にっこりと笑える日が少ないのでは、お子さん達に与える影響も大きいです。
また逆に、もし離婚したとして、生活の不安定からお子さん達に影響を与えてしまうのであれば、まずは、ご自身の経済的な安定を最優先にし、その後に離婚という決断もできるかと思います。
ご夫婦の関係は、いつも一定で安定しているわけではなく、お子さんの誕生や成長により、状況に応じて変化するものです。結婚前と全く同じくらいの大きな愛情が必要なわけでもありません。ご結婚前に6年間お付き合いしていらっしゃるので、当時はきっと結婚後の理想の家庭を沢山イメージしていたのではないでしょうか。そのイメージとかけ離れて幻滅してしまうこともあるかと思います。
少なくとも、ご夫婦の共通の目標が一つあるはずです。今いる大切なお子さん達を健やかに育てることかと思います。これは、ご夫婦の義務でもあります。一つずつ、共通の目標をつくっていくことが増やせれば、もう一度、一緒に頑張ろうという気持ちになれるかもしれません。もし、このたった一つの目標さえも共有できないのだとすれば、再スタートするにも、大変苦労してしまうかもしれません。
キツペさんのご相談内容から、ご結婚して4年とのことですので、おそらくお子さんはまだ小さいのではないかと思います。共働き家庭でしたら、あまり当てはまらない回答になってしまうかもしれませんが、お子さんの立場からも、一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
回答専門家
- 吉田 美如
- ( 東京都 / 行政書士 )
- 吉田美如行政書士事務所
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