対象:住宅資金・住宅ローン
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柴垣 和哉
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローン繰上げ返済と貯金とのバランスについて
ヴル様
はじめまして、柴垣FP事務所の柴垣と申します。
よろしくお願い致します。
住宅ローンの繰上げ返済を行う場合、どのくらいの貯金を残しておくべきなのかについてですね。
確かに、定年前に完済できることや、支払利息を軽減できることを考えると住宅ローンの繰上げ返済を行うメリットは大きいですが、住宅ローンの繰上げ返済ばかりを行って、いざ子供の教育費がかかる時期にお金が足りなくなる、という方も中にはいらっしゃいますので、そのあたりは慎重に考えたいですね。
まず、生活費の6か月から1年分は、万が一のことがあった場合の「生活防衛資金」として、貯金で残しておくことをおすすめいたします。
例えば、旦那様が病気やけがで会社を休まなければならなくなった場合等の資金です。
毎月の生活費が30万円であれば、360万円(30万円×12か月)です。
続いて、ヴル様はお子様が3人いらっしゃいますので、お子様一人当たり18歳時点で300万円を目安にご準備ください。
※理系や大学院までを考えると500~600万円を目安。
ヴル様は教育費として350万円準備されているので、あと600万円ほど教育費として残しておく必要がありそうです。
よって、ヴル様の場合ですと、
1800万円(貯金)-360万円(生活防衛資金)-600万円(教育費)=840万円
となりますので、この程度は繰り上げ返済に回しても問題なさそうです。
ただし、今後も色々な支出予定があるかと思いますので、今後10年以内に使用予定のあるお金につきましても貯金として残しておかれることをおすすめいたします。
なお、より具体的な繰上げ返済にまわせる金額やセカンドライフに必要な金額などを知りたいのであれば、ご自身で家計のシミュレーションを行ってみることをおすすめいたします。
※家計のシミュレーションは以下のHPをご参考にしてください。
http://fp-shiba0315.jimdo.com/家計シミュレーション作成サービス/
以上がご質問への回答になりますが、参考になれば幸いです。
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この回答の相談
このたびはお世話になります。
今まで共働きでしたが、妻が退職しました。
どの程度貯金を残し、どの程度住宅ローンに回すのが望ましいか、
相談したく存じます。
夫は、も… [続きを読む]
ヴルさん (兵庫県/39歳/女性)
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