対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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保険加入の目的・役割につきまして
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mariaclub 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
住宅ローンの本審査通過、おめでとうございます。
新居での生活、待ち遠しいですね。
費用が少ないと思われる定期保険か貯蓄も考慮して
養老保険保険にするか迷っております。
定期保険の掛け捨てが勿体無い気もしますが養老保険の掛金も負担になります。
⇒将来的に保障が必要か、必要であればどんな保険を選べばよいかと
いうご質問だと判断しました。
まず、保険の目的や役割から考えていきましょう。
1.死亡保障は、残された遺族の経済的負担の補てんが目的・役割
ご結婚されるかどうかが不明な今の状況では、親御さんの生活のために
死亡保障を確保しなければいけないかどうかが判断基準となります。
mariaclub様に万が一があった場合に、親御さんの生活が窮する状態に
なるかどうかでご判断ください。
2.医療関係の保障は公的保障で不足する場合のみ確保する
基本的には加入しない前提から検討しましょう。
なぜならば、公的医療保険には高額療養費制度、傷病手当金があります
ので、健康保険が使えないような治療、高額な差額ベッドでの入院など
以外では、それほど治療費はかからないからです。
心配しなければいけないのは、健康保険が使えない治療が一番多い
がんに対してです。
がん保険だけは保障確保される方がよいかと思います。
もしどうしても医療関係の費用がご心配でしたら、養老保険に特約で
付加するのではなく、単体で終身医療保険を検討していきましょう。
貯蓄目的であれば、保険は選択しない方が賢明です。
なぜならば、保険会社破綻リスク、インフレリスクがあるからです。
A.保険会社破綻リスク
保険会社が破綻した場合は、積立額や貯蓄額に対しての保証はありません。
B.インフレリスク
貯蓄額保険商品は長期固定金利商品ですので、インフレになった場合に
一番弱い商品特性があります。
貯蓄目的であれば、セーフティーネットがある証券会社や銀行の金融商品
を選択された方が賢明です。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
http://www.bys-planning.com/
評価・お礼
mariaclub さん
2015/04/01 23:32
釜口先生
ご回答いただきましてありがとうございました。
私の漠然とした不安を汲み取っていただきましてありがとうございます。
死亡保障は葬式代を用意する程度のオマケのようなもので貯蓄目的で加入しました。
がん保険意外の部分は公的な保障で補っていき貯蓄に力を入れることにします。
また、投資へのアドバイスも頂戴しまして大変参考になりました。
保険も投資先の一つとしてリスク分散出来ればと考えていましたが、他の投資商品にも目を向けていきます。
釜口 博
2015/04/02 08:54
高評価をいただきまして、ありがとうございます。
保険も投資先の一つとしてリスク分散出来ればと考えていましたが、他の投資商品にも目を向けていきます。
⇒保険を投資先の一つとしてリスク分散目的で確保されることは
全くダメなわけではありません。
健全な保険会社の商品で、インフレリスクを充分に理解されて
いるようでしたら、選択肢としてありです。
何を目的に貯蓄していくかで、金融商品の選択も違ってきます。
ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
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mariaclubさん (愛知県/36歳/女性)
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