対象:心の病気・カウンセリング
境界性パーソナリティ障害
とても大変な人生を生きてこられたこととお見舞い申し上げます。子どもが親から最初に育まれる「基本的信頼感」を得られなかったからでしょう。このためいつも誰かに裏切られるのではないか、見捨てられるのではないか、という不安にさいなまれるようになりました。そして相手を理想化したり脱価値化したり、対人関係が不安定になりました。情緒は不安定で、心の内は慢性的な空虚感にとらわれるようになりました。
これらはいわゆる「境界性パーソナリティ障害」に相当すると思います。治療としては、ご自身でノートに書き出す努力はとてもよいですが、やはり精神科医の援助が必要でしょう。長距離を一人で走ることはお勧めできません。伴走してくれる援助者が必要です。この援助者のもと過去を振り返り、現在の気持ちを確かめ、改めて安定した人生を生きていけるよう、ぜひ頑張ってまいりましょう。
銀座泰明クリニック
http://www.ginzataimei.com/
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
東京・銀座の心療内科・精神科です。夜間・土曜も診療しております。都会で毎日、忙しく過ごされている方々へ、心身の健康をサポートいたします。不眠、不安、うつ病などに関して、お気軽にご相談ください。
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