引越ししてから留守中のトイレの失敗

ペット行動コンサルタントSENDAの千田です。

今までトイレの失敗をしたことがなかったワンちゃんが引越しをしてからトイレの失敗をするようになるというのはよくあることです。ワンちゃんが排泄をしても良い場所を理解するのは、トイレトレーの上と考えていたのでしょうか？それとも畳以外のところと考えていたのでしょうか？

また、飼い主さんが在宅中には失敗しないのはどうしてでしょうか？

トイレを失敗する原因はたくさんありますが、場所が変われば子犬の時のようにトイレトレーニングを再度していただく必要があります。留守中はサークルの中などで管理して、その中でトイレトレーにきちんとトイレができたら、ご褒美をあげてください。しばらくすると、トイレトレーの上で排泄ができるようになたら、少しずつサークルを広げていってください。

ただ、子犬の時と違って、覚えるまでには時間がかかるのは仕方がないことです。また、あちこちにおしっこをするようになってしまったということですが、ワンちゃんの１０歳にもなると、子犬の時と違って、環境の変化への適応力が低下してきているのでしょう。もしかしたら、少し不安傾向が高くなっているのかもしれませんね。

少しでも成功したら、褒めてあげて安心させてあげてください。私の方では、バッチフラワーを使用しています。環境の変化にウォルナット、全般的な不安にアスペンなどを使うときがあります。実際、環境やワンちゃんを詳しく見ているわけではないので、適しているかどうかはわかりませんが、考えてみてください。