同居の子犬同士の噛みつき
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ペット行動コンサルタントSENDAの千田です。
同居犬の問題はよく相談を受ける問題です。
犬同士のケンカは実際に見てみないと、実際の所、放っておいてよい状況か、介入しなければならない状況か判断するのは難しいことです。お話の内容から判断すると、2ヶ月齢の雄に問題があるように思います。1ヶ月半齢の雌が鳴いても攻撃を止めないというのは、犬同士のボディランゲージを読み取ることができていないように読み取れます。相手が鳴いて、抵抗していないにも関わらず、噛みついているのであれば、ケージに入れるのは2ヶ月雄の方ではないでしょうか。3歳雄がケンカの仲裁をできるようであれば、犬達に任せておいても良いかもしれませんが、3歳雄も犬同士のコミュニケーションは上手くできていないようなので、飼い主が適切に介入する必要があるとおもいます。
飼い主の指示に従えるのと、犬同士のコミュニケーションが上手くできるのとは違った資質です。生後14週齢までの社会化期は飼い主の指示に従うことよりも、社会化や犬同士のコミュニケーション能力を育ててあげるようにしてあげることが大切です。犬同士の社会化について経験の深いトレーナーさんに実際に見てもらい、介入のタイミングや方法を指導してもらうことをお勧めします。また、実際に犬とのコミュニケーションが上手にできている犬と遊ばせたりすることも必要だと思います。
評価・お礼
narutomama さん
2014/09/30 22:05
ありがとうございます。今日、噛み続ける雄をケージに入れました。ケージ入れると、キチンとお座りをして、出されるまで待ちます。それを繰り返したら、少し落ちつきました。すごく賢いだけに、しっかりしつけたら、利口な犬です。ドックトレーナーさんを
お願いしたいのですが、料金や、うちの犬たちに合う方法など、考えると、どの方が良いかわかりません。ネットには、たくさんの方がいらっしゃるので、どうやったら良いドックトレーナーさんに出会うことができるか、わかりません。
千田 純子
2014/09/30 23:34
少しずつ落ち着いてきているようですね。
賢い犬であればあるほど、飼い主さんは努力と技術が必要とされることがあります。
通える範囲で、社会化について勉強をされているトレーナーさんから探してみてはどうでしょうか。HPなどでも社会化や犬同士のコミュニケーションについて勉強しているかどうかも分かると思います。しかし、実際にトレーナーさんがトレーニングした犬が自分の求める犬であるか自分自身で確かめるしかありません。
あなた自身に「合う」かどうかはあなた自身にしか分からないからです。「合わない」方法を知ってこそ、「合う」方法が分かる場合もあります。犬育ても子育ても、絶対的な正解はありません。自分に合う、自分の犬に合う方法を探しているそのプロセスこそ大切なのではないでしょうか。
回答専門家
- 千田 純子
- ( 千葉県 / 獣医 )
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
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三歳雄、2か月雄、1か月半雌のトイプードル三匹飼っています。2か月雄はお座り、伏せ、おしっこもすぐ覚えとても利口です。三歳雄と二か月雄の喧嘩は、激しいですが、見守れる範囲です。終ると静かに寝ます。… [続きを読む]
narutomamaさん (千葉県/41歳/女性)
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