対象:リフォーム・増改築
納得のいく説明を受けてください。
木造住宅の耐震設計の考え方が1995年(平成7年)の兵庫県南部地震
(阪神淡路大震災)以降変わりました。簡単に言うと基礎から柱が外れ
る現象です。それを防ぐ為に柱と基礎を金物で緊結するのです。現在の
住宅の仕様では柱の浮き上がりの力に応じて金物が設置されています。
耐震リフォームを考える場合、現在の建築基準法の基準に合わせた家に
するのか或いは従前の基準の家全体の耐力壁(筋交い等)の設置基準で
済ませるのかによって変わってきます。家の現状を踏まえた場合に従前
の基準でも倒壊が免れる事ができると判断した時には、その方が経済的
負担が少なくて済むという事です。
現在の基準に合わせようと考えるのであれば基礎を造る事は必須条件で
す。日本には昔から曳家という家を移動する技術が有り現在でも行われ
ています。ジャッキアップの不安はあると思いますが、その不安は新し
く家を造る時と同じ技術的な不安だと思います。
束を固めると言う仕様が良く判りませんので耐震リフォーム後の構造耐
力がどのような数値になるのか両方の仕様を良く説明を受ける事が大事
だと思います。
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