対象:住宅設計・構造
上村 美智夫
建築家
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新築に際しての敷地等の調査について
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はじめまして、PAO建築設計の上村です。
その敷地の建ぺい率、容積率等の法規制が分かりませんが、そう厳しそうな地域ではないように思われますので、書かれている全ての内容は、おそらく全て可能であろうと思われます。
東側と西側が6m道路。南側が現在田んぼとのことですので、東南西の3方に解放された、恵まれた敷地環境と言えると思います。大変採光に恵まれた、明るい住宅が望めると思います。
東西に2つある道路の特徴を生かしての、通り抜けられる駐車場という発想なのでしょうが、おそらく、使い勝手も良く、庭や住宅と絡めてデザインすることで、個性的で魅力ある外観となるのではないでしょうか。
現地でのアドバイスの件ですが、当方は東京ですが、現地までの交通費等を実費で頂くことになりますが、そのような対応も可能です。ご希望であれば、メール等でその旨お知らせください。
周囲に田んぼが多いことから想像すると、田んぼを埋め立てて造成した敷地ではないかと思われます。そのこと自体は特に問題はありませんが、敷地の地面をどのような方法で造成したのか(作ったのか)、造成後に地盤調査等を実施して、地面の硬さ等を調査しているのであれば、その内容も合わせても確認しておくことをお勧めします。地面の硬さは地耐力等と呼ばれ、平方メートル当たり何トンの数値で示されます。地耐力が2トン(約20キロニュートン)/平方メートル以上であれば、杭は不要ですが、2トン/平方メートル未満の場合、一般的には杭工事が必要になり、大よそ、100万円くらいが追加で必要になります。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
評価・お礼
じばにゃん さん
2014/06/13 08:48日比生寛史建築計画研究所/日比生
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