幸福感を優先することに罪悪感を持たれていらっしゃいませんか？

イヴ姫愛夢、初めまして、カウンセラーの堀江健一と申します。
常に不安。気の休まる時が無くて、大変ストレスがかかってしまう事でしょう。お辛いですね。
表面的には「お金」のことが常に頭から離れないご様子ですが、それはイヴ姫愛夢様の不安の象徴でしかなく、もっと深い心理面に根源があるように思えます。

それはイヴ姫愛夢ご自身もお書きになられているように、「自分の選択は、間違っていないのだろうか？というような、「自分が正しいのだろうか？」という自信の無さもあるのではないでしょうか？

それは裏返せば、今の生活を維持し、家族の将来的な幸せを考えた時に、とても責任を感じ、重圧を感じておられるから、とも言えるでしょう。

「将来の幸せ＝お金」ということで、お金が象徴するのは、家族の幸せであり、その「幸せ」のために自分が出来る事は節約や貯金であり、自分が出来る「節約」をする事で、実は「不安を解消」しようとされているのだと思います。

ですから正確には、「お金」のことが不安なのではなく、少しでも不安を解消する為に「お金」の事をシビアに考えてしまわれているのではないでしょうか？

そして一番安いものしか注文できない、マイナスな思考、人の顔色ばかり見てしまう、などのご自分の自己分析をされていらっしゃいますが、そうした考え方・物事の捉え方に「自分を犠牲にしてでも、周りを優先する」ようなお気持ちが垣間見える様な気がいたします。

ご主人は、ご主人自身の自分の幸せも考えておられるし、奥様であるイヴ姫愛夢様の幸せの事も当然考えておられるでしょう。それはつまりイヴ姫愛夢様が幸せである事が、ご主人にとっても「幸せ」ということです。
ところが、極端な言い方をすると、イヴ姫愛夢様は、人は皆、「自分が幸せになること」「自分の欲求」を優先して考えることを「いけない事」のように感じ、罪悪感を持たれていらっしゃるのではないかと推測いたします。そこに「不安」の根源があるかとも思います。
そして常日頃から、ご夫婦間のギャップが生じておられるようにも思います。

そうした背景があり、今回のマンションに関しては、ご主人に対しても、気に行った物件だからといって「自分（ご主人）の欲求」を優先して決めてしまうのは「いけない事」のように感じてしまい、それを許してしまっていることが、「正しいことなのか？」と自信がなく、不安に思っているのではないでしょうか？

もし私の解釈が見当違いで無かったとしたら、「将来」の幸せのために、節約や貯金を「理性的」に考えるのは人として大切なことですが、「今」の幸せのために外食や住環境の快適さを「感情的」に感じる面が欠けているのかも知れません。

なぜそこまで、自分を抑えてしまわれる様になられたのか？きっと今までのご両親からの「教え」みたいなことが影響されているのではないかなと思いますが、少し厳しすぎる「自己規範」をゆるめてあげた方が、生きやすくなるようにも思えます。

そうしたことも踏まえて思いますと、ご夫婦の幸せ全般のことを考えた時に、今回のイヴ姫愛夢様の選択は、「正しい」ことであったと思います。
そして、正しいことだったんだ、だって少し贅沢だったかもしれないけど「主人も」「私も」幸せを感じているのだから、と思える時が来ると思いますし、そう思えるようになる事が、今後のイヴ姫愛夢様の課題のように思います。

自分の考え方、捉え方を変えて行くような作業となりますので、すぐに変われるものではなく、不安もすっきり解消というわけにはいかないでしょうが、段々と「将来の不安を解消する為の生き方」ではなく「今、感じている幸福」をありのまま感じられるような生き方になられることをお祈りしております。
また、私でお役に立てるようでしたら、ご相談頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。