対象:住宅設計・構造
ちゅうさん
重ねてお聞かせください
2007/08/30 17:18 固定リンク
大変分かりやすい解説をありがとうございました。「結露の完全克服マニュアル」は図書館にあるのでしょうか。今度探したいと思います。
まず,空調は,1階・2階とも中央部にホールを設け,各階に1台のエアコン+計画換気によって,全館空調を実現したいと考えています。ですから,気密と断熱がしっかりしていれば,空調しない部屋・廊下での壁面(窓面)結露は避けられると思います。(逆に言えば,白崎さんの仰るとおり,個別空調にすれば,壁面結露の危険と隣り合わせである,ということですね)
ところで,是非重ねてお聞きしたいのですが,
私が読んだ結露の本で,「透湿の考え方は外に向かって開放」というくだりがありました。まず部屋側の壁面では防湿気密フィルムをしっかり施工して,壁内(構造材や断熱材)への湿気の侵入を防ぐ。一方で外気側には壁内に入り込んでしまった湿気を外部に放出できるように,外に行くほどに透湿抵抗の低い素材を設ける。:といった内容です。
この考え方が正しいならば,この住宅会社の構造では,50mm部分に入ってしまった湿気が,その外部にある透湿抵抗の高い2層目の防湿気密フィルムに阻まれて行き場を無くし,結露水となって50mmのロックウールや2×2材を傷める,ということにはならないでしょうか。
せっかくの高仕様が,1層目の断熱材や構造材の寿命を短くするものならば,問題ありだと思いますので。
この住宅会社は窓の性能も高く,ムク材を多用しており,私も妻も大変気に入っているのですが,この点だけが気がかりなのです。(いわゆる大手のハウスメーカーではない地域ビルダーです)
もうひと声,安心できるコメントをいただけないでしょうか。宜しくお願いします。
ちゅうさん ( 兵庫県 / 32 歳 / 男性 )
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ちゅうさん (兵庫県/32歳/男性)
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