対象:会計・経理
回答致します。
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こんにちは。
時間が経ってしまいましたので既に解決されているかもしれませんが、その場合はご容赦ください。
1.消耗品費でも問題ありませんが、物流関係のお仕事でなければ(金額が膨大にならなければ)、車関係の費用はまとめて「車両費」でもよいかと思います。
参考ページ
http://www.tax-soho.com/car-iji.html
2.仕入部分(商品)を消費した数量に応じて見本費や備品代などに振り替えればokです。
ただし、仕訳はあくまで「事業」としての記録ですので、ご自分で使用される分については事業主勘定に振り替えます。
3.杓子定規に申し上げれば、チャージした時点では費用は発生していない(電車に乗ったわけではない)ため、改札を通ったタイミングで費用が発生します。
※長くなってしまいますが、ご容赦ください
具体的には、チャージした際には、
仮払金 or 前払費用 / 現金(クレジットなら未払金や未払費用など)
という仕訳で、チャージした金額が減った都度、
旅費交通費 / 仮払金 or 前払費用
という仕訳が、厳密には正解となります。
これに加え、「チャージした時点では費用は発生していない」「Suicaは、例えばコンビニで買い物するにも使える」などの理由により、厳密には利用履歴を証拠として保管するべきです。
ただし、毎度毎度、小さな額の仕訳を登録するのは骨が折れますので、電車にしか使わない(=私用の買い物をしない)こと&金額が膨大にならないことを前提に、チャージした際に全額を費用にしてしまう方式もあります。
厳密に言えば前者の面倒な方法が正解であるため、後者の方が簡単でいいですよ!とは言えませんが、多額にならなければ、そうする手もあります。
その背景には、前者の面倒な方法を取れば税務署から指摘されても毎回の経費を証明できますが、後者の場合は電車に乗ったのかコンビニでお菓子を買ったのか証明できないため、経費として認められない可能性が考えられます。
ただ、税務署の方も明細を1件1件見ていられませんので、「金額が常識的な範囲内であれば、妥当だとみなされる可能性」がある、ということです。
これについては、残念ながら「この金額なら100%大丈夫!」という基準がないため、ご自身で判断を頂く他ありません。
一番知りたいと思われるところが明確に答えられず申し訳ありませんが、参考になりましたら幸いです。
評価・お礼
hinatabokko さん
2013/12/04 23:07丁寧な回答ありがとうございました。
回答専門家
- 田中 紳詞
- ( 東京都 / 経営コンサルタント )
- 株式会社Exciter 代表取締役/主席コンサルタント
業務システムからモバイルまで、IT業界の無差別格闘家
専門はSAPなどの業務システムとコンサルティングですが、それに限らず企業にとって必要なITとその活用を考え、幅広い分野の経験を積んできたと自負しております。ITには多くの分野がありますが、一面ではなくトータルで勘案したプロの仕事をお届けします。
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