対象:キャリアプラン
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市村 光之
キャリアカウンセラー
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何を選ぶかではなく、その後の取り組みかたで成否が分かれます
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初めまして。キャリアリーブスの市村と申します。
30歳前後は、これまで培った専門性をさらに深めるか、経験の幅を拡げるべきか、エンジニアの方々がキャリア形成のありかたに悩みを感じる時期です。最終面接を前に、reew1901さんが悩まれるのも当然のことと思います。この時点での選択が、あなたのエンジニア人生の方向性を大きく左右しますので、ここはじっくりお考えください。
最終面接を迎える企業では、「設計をやる必要があり、一から覚えることのリスク」があり、かつ専門性を深められないのが躊躇の原因ですね。reew1901さんがCAEなど解析のスペシャリストとしての道を歩みたいのなら、適する仕事ではありませんね。しかし、あなたはCAEの求人案件が少なくスペシャリストとして歩むことが難しそうだと感じたこと、さらに大学時代の夢があるからこそ、このポジションに魅力を感じたのではないでしょうか。
長い目で開発技術者としてのキャリアを考えると、30代までは解析のスペシャリストとして担当者クラスの仕事はありそうですが、年を経るにつれ、プロダクト全体に携わるスキルが求められ、マネージメント力が必要になるのも事実です。その意味でも、製品の企画からリリースまで全体に携われる仕事は、スキルを拡大するためによいチャンスと言えます。
確かに1から仕事を習得するのは大変です。しかも、1人1テーマで取り組み、製品化という結果を出すことが求められますので、転職するからには相当の覚悟が必要になります。しかし、開発技術者としてキャリアを積む以上、新しい技術や手法を取り入れる努力を続けるのはある意味宿命でもあります。reew1901さんが、それらの覚悟をもって受け止め、取り組む意思をもてるかどうかの問題です。
現職は大手メーカーの子会社とのことですので、ある程度安定性がある企業と推察します。一方、最終面接の太陽光発電の会社は、詳細が分かりませんが、安定性という点では現職に比べ不安があるかもしれません。企業カルチャーもだいぶ異なるでしょう。そうした新しい環境に適応するリスクを含めてお考えください。
転職するのがよいかどうか、の問題ではありません。どちらを選ぶにせよ、選んだ先であなたがどんな覚悟をもってどう行動するか、その取り組みかたにより道が拓けたり、狭まったりするのだと思います。
評価・お礼
reew1901 さん
2013/11/16 12:02
この度はアドバイス頂き、まことにありがとうございました。
あれから、せっかくアドバイスを頂いたのに、
なかなか答えを見出すことができず、
最終面接ではマイナスの姿勢ととられてしまい、
見送りとなってしまいました。
ただ、私は決して、マイナスに受け止めておらず、
市村様のアドバイスにあるように、
これから先のキャリアを、どのような覚悟を持って歩んでいくか、
考え抜きたいと思っております。
キャリアプランを描くことを、
毎日の生活の中に埋没し、薄めてしまわないように、
これから着実にやっていきたいと強く思っております。
まことにありがとうございました。
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この回答の相談
現在、転職活動をしている30代♂です。
ある大手メーカー子会社で解析専任者として働いております。
今後、より高いステージを目指して、親会社の量産開発から、
自社製品の先行開発に、CAEで参画し… [続きを読む]
reew1901さん (石川県/31歳/男性)
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