対象:新築工事・施工
「監理者」と「管理者」の違い
(過去ログへの回答)
現場において「監理者」と「管理者」の違いを施主様が把握しておくことが新築・リフォーム工事においてポイントになります。
工事監理とは、工事を設計図書と照合し、設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することであり、建築士が行うこととなっています。
一方で、工事管理(施工管理)は現場において、現場監督(現場管理者)が工事全体の流れを把握・管理することで、
1.工程管理
2.原価・予算管理
3.材料・品質管理
4.安全管理
5.作業日報管理
などが挙げられ、雨天時の現場作業の決定や品質管理(雨に濡れないよう養生するなど)は現場管理者の責のもと協力業者さんに指示されます。
施主様側が工事管理に関して疑問を持たれた場合は、設計士である監理者に相談・確認されると良いですが、ハウスメーカーや大手工務店など設計施工一式の場合、社内でうやむやにされないよう気を付けましょう。
今後、新築・リフォームをご検討されている方にもご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
はじめまして。現在、新築戸建を建築中の素人です。
昨夜の雨で基礎工事後の床下コンクリートには水たまりが出来ています。
そこに雨降る中、床土台の木材を設置し、木材の隙間に断熱材(グ… [続きを読む]
ちびママさん (東京都/40歳/女性)
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