対象:ペットの医療・健康
Re:慢性腎不全の猫の治療について
確かにACE阻害剤投与時BUNの上昇がみられることはありますので、今回の血液検査の数値の悪化はACE阻害剤の影響は考えられます。
しかし今回のケースはかなり重篤な悪化が見られているため、ACE阻害薬の投与以外の可能性を考慮すべきと思われます。血液検査に加えて全身の画像検査等を行い、腎臓以外の臓器を含 めた全身の評価が必要かもしれません。
治療に関しては皮下輸液、静脈点滴それぞれに利点と欠点があり、症例の状態によって選択されます。したがって、今この状態で静脈点滴の方が良いと判断するのは難しく、担当の獣医師と改めて相談していただくことをお勧めします。
腎不全の末期の治療法に関しては、輸液を中心として制酸薬の投与といった対症療法や食事療法などが一般的に行なわれます。こちらも症例の状態によって治療内容が決定されますので、担当の獣医師にお訊ね下さい。
もし現在の治療等に関してご不安な点があるのならば、セカンドオピニオンを受けられても良いでしょう。
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この回答の相談
11歳、オス、猫エイズ陽性の飼い猫が慢性腎不全で治療を受けていましたが様態が急にわるくなりました。
8月3日
BUN 44
CRE 3.6
先日、ACE阻害剤(アピナック1錠を朝晩に半分ずつ投与)を処方… [続きを読む]
しつもんさん (愛知県/33歳/女性)
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