対象:新築工事・施工
注文住宅の打合せ手順
(過去ログへの回答)
新築注文住宅は打合せをしながら各所を決めるときが楽しいものですね。
ゾーニングから動線が決まり、各居室や共用部分の詳細が決まってくると、
・面積がもっと欲しい
・幅が狭い
・上部の空間(吹き抜け又は折り上げ天井など)が欲しい
など欲が出るのは当然だと思います。
しかし、変更が効く時期を設計者側と事前に決めておかないと、構造計算で壁配置が決まった後に「この壁を抜いてくれ」は、一からのやり直しになることもあり、場合によっては別途費用を請求されるケースもあります。
ハウスメーカーなどでは、いきなりCAD図面で最終的なプランを提示してくることもあるので、ゾーニングや動線で部屋の配置を決めながら「展開図」のスケッチなどを確認して空間を認識していくと後からの大変更も少なくなります。
なかなか、やりたい事すべてを取り込むことは金銭的にも面積的にも難しかったりしますので優先順位をご家族で決めていくことが大切です。
これから注文住宅の打合せを始めようとする方のご参考になれば幸いです。
回答専門家

- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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