対象:ブランド戦略・ネーミング
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砂川 哲夫
クリエイティブディレクター
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ブランド戦略は様々なものがあります。
大手企業のブランド戦略と小さな会社のブランド戦略には違いがあります。大手の会社は企業広告やCMなどに莫大な予算を使っていますので、ベースになるものが存在します。それが無い企業が認知浸透を図るには、限られた予算の中で「自社の販売戦略とターゲットの絞り込み」が重要になります。まず、核になるターゲット、仮想ターゲットプロフィール、ライフスタイルなどを想定します。そのターゲットの価値観に合う商品であるかどうかもチェックポイントになります。構想と実際が違っていれば、どちらかを修正する必要があります。長く使用して愛着が湧くような革製品を欲しているターゲット層・ターゲット像を熟考する必要があります。そして、その層の価値観を捉えた広告戦略を組み立てます。デザインと革の品質や縫製などだけをアピールしても共感してもらえません。アプターサービス体制、ケアの方法、道具など「小さな心配り」もリピーターを創る上で重要です。さらに、企業のオリジナリティ、商品特長を共感レベルまで高めた広告表現が必要になります。例えば雑誌でもターゲットによっては専門誌などを活用する、そういった層が来るバーに広告ポスターを出す、熟年層で釣り好きをターゲットにするなら、釣り船の船頭にチラシ配りをお願いするなど手法は様々です。企業と商品に合わせてブランド戦略は構築しますので、1000社1000個の商品があれば、その種類以上にブランド戦略が存在します。ブランド戦略の一環で商品をアートまで高めた写真集を出したなどという例もあります。
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革製品(鞄や小物入れなど)の作成、販売をしています。
商品の質には自信があるのですが、ブランド自体の知名度が低いため、思ったように売上が上がりません。WEB広… [続きを読む]
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