対象:楽器レッスン
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練習する方向としては正しい方向を向いていますね
こんにちは。打楽器奏者の成澤利幸と申します。
社会人になってからバイオリンを始めたということ、専門の先生に習っていること、など
楽器を練習する道筋としてはいい方向に進んでいますね。
楽器は違いますが楽器演奏で共通することや私自身の経験を述べながらお話ししたいと思います。
(1)基礎練習の内容はいいと思います。
社会人のように限られた練習時間で大切なのは「時間配分」です。
基礎練習を重視するのはいいのですが基礎練習だけでは案外音色がよくなりません。
基礎練と曲練の時間のバランスは「8:2」の時もあれば「5:5」や「3:7」もあります。
私も基礎練を重視していますが曲練もやらないと総合的な力が落ちてきます。
曲練をしている中でうまくできないところがあると「どんな基礎練が必要か。」を考えてから基礎練に戻っています。
臨機応変で取り組んで下さい。
(2)人前で発表する機会はありますか。
人前で演奏するのが一番の上達になると思います。
・発表するためにある期間、集中的に練習する
・度胸がつく
「自分は始めてからわずかなので人前で演奏するほどでは…。」
そう思っている方は多いのですが、実は逆です。
(3)楽器を演奏する上で音色や姿勢など劇的に上達することはありません。
なのでこつこつ練習します。
しかし、成長のしかたに個々の違いは出てきます。
例えば10時間の練習し、10時間後に同じレベルに達した3人がいたと仮定します。すると
Aさん:時間にムラがなく順調に上達した
Bさん:始めの7時間はあまり上達しないのだけれどもその後に急に上達した
Cさん:始めの3時間で飛躍的に上達するのだけれども残りの7時間は横ばい
私はBさんと同じタイプです。
それが気づいてから気持ちが少し楽になりました。
「急に上達した!」と思っても始めの7時間があってこその上達なんです。
「劇的に上手くなった」というのは実は錯覚なんです。
私の友人にも子育てが一段落してからバイオリンを習い始めた人がいます。
習い始めて10年たった時にこんなことを言われました。
「始めてから10年も練習をすると考えると途方もないけど、
今10年間を振り返ってみるとわずかな時間だったわ。」
どうぞ気長に、そしてこつこつとがんばって下さい。
回答専門家
- 成澤 利幸
- ( 長野県 / 音楽講師 )
- 成澤打楽器音楽教室
音楽はみんなのもの
楽器の演奏は専門家からのちょっとしたアドバイスによりスムーズに上達したり音楽の奥深さに触れることがあります。ドラムやマリンバ、いろいろな打楽器のレッスンを通して皆さんのお力になれればと思います。
(現在のポイント:-pt)
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