対象:ペットの医療・健康
Re:糖尿病の猫の食事につきまして
猫の糖尿病治療において食餌療法の占める割合は非常に大きく、不可欠の要素です。
最も重要なことは、肥満した猫の場合には肥満を改善することとカロリーを一定
の量にすることです。それには線維を多く含む食事を与え、体重を減少し、食後
の糖分の変動を少なくします。
一方、糖尿病で痩せている猫はカロリーも多く必要となり、かえって高線維食は
避けなければなりません。また高線維食は、食欲不振や便秘の原因となることも
あります。さらに脂肪も制限していきます。
そのため一般的には、高蛋白・低炭水化物食が治療に使われます。
嗜好性に問題がある、もしくは腎臓の機能に問題がある場合、また肥満があって
改善が困難な場合には、高蛋白・中等度の炭水化物含有性で線維を含む療法食へ
の変更をお勧めします。
今回のご質問ですが、以上のことよりm/dや糖コントロール、w/dなどの療法食の
みでの管理が望ましいですが、食べない期間が長期に及ぶことはよくありません。
そのため、いままで食べていたご飯に少しずつ混ぜていき、食べるようであれば
1~2週間ほどで移行していくことをお勧めします。
また食餌を温めるなどして匂いで食欲を刺激したりすることもよいでしょう。
ただし状態や重症度にもよるので、かかりつけの病院とよくご相談してみてくだ
さい。
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13歳、去勢済みの雄猫(6.7kg)が先日、糖尿病と診断され昨日まで2泊3日の検査入院をしておりました。
病院では療養食のm/dと糖コントロールのパウチを食べていたとのことなので、昨日退院し自宅にて夜… [続きを読む]
ハマチさん (神奈川県/42歳/女性)
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