対象:教育資金・教育ローン
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真鍋 貴臣
ファイナンシャルプランナー
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教育資金として低解約型終身保険を利用する場合の注意点
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デニッシュ様
こんにちは。
私は香川県でファイナンシャル・プランナーをしています、香洋ファイナンシャル・プランニング事務所の真鍋と言います。
私も8歳、5歳、3歳の子持ちですので、お立場・心境の方お察しします。
通常、学費を貯める方法としては以下のような方法が考えられます。
「通常の貯金」
「学資保険を使った積立」
「低解約型終身保険を使った積立」
これらは、それぞれにメリット・デメリットがありますので、それらを正しく理解し、ご自身のポリシーに合った方法で取り組むのが良いと思います。
まず、貯金ですが、これのよいところは「いつでも取り崩しが出来ること」です。
逆に、現在のような低利では、元金が増える事は期待できません。
次に学資保険ですが、これは保険会社にもよりますが、子供の傷害や医療保険がセットになっており、学費形成だけではなくその他の保障などもセットになっていることが、メリットと言えばメリットです。
ただし、保障がある分貯蓄率は悪い場合が多く、そもそもそんな保障は必要ないと考えている方にとっては合わない商品だと思います。
最後にお問い合わせの低解約型終身保険ですが、これを学資用として取り組まれる場合、以下のような設計になると思います。
1.現在ある100万円を、一括で低解約型終身保険として払いこみ。
2.その場合、3年程度過ぎると、解約金が元金を超えるので、後は必要に応じて取り崩しして学費に充てる。
この場合、貯蓄に比べてリターンが大きいことがメリットであり、解約した場合に元本を下回る期間が存在する事がデメリットです。
そういう意味で、3年程度の「元本を下回る時期」を、解約せずに乗り越える事が出来そうであれば、貯金よりもメリットは出るのではないかと思います。
(一応、その保険会社の信頼性なども考慮してください。倒産すると元金は保証されないと思います。)
ただ、現在のように「金利」が上がってゆく可能性を秘めている状況下では、金利が上がった場合に、その恩恵を受ける事が出来る用意もしておいた方がいいかもしれませんね。
評価・お礼
デニッシュ さん
2013/02/05 02:36わかりやすく教えていただいてありがとうございます。低解約型終身保険は、信頼できる保険会社を選ぶ必要があるのですね。倒産するかどうか、これだけはわかりませんものね…。もう少し検討してみたいと思います。
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38歳の主婦です。5歳、3歳、0歳の3人のこどもがおります。現在、各々名義で各100万円貯蓄しています(銀行の普通預金)。学資は払込む自信が無かったので入っていません。現在のところ、教育資金はこれだけ… [続きを読む]
デニッシュさん (山形県/37歳/女性)
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