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谷口 與市巳
経営コンサルタント
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計量精度が材料費の正確性を左右します
こんにちは 谷口と申します。
広告宣伝用のビラの材料費計算に絞って計算されています。
計算方法としては間違っているとは思いませんが、正確性と言う側面からすれば
少し工夫したほうがいいかもしれません。
紙は一枚、二枚…と正確に計数できますが、インクの計量はどうですか。
4mlと4.1ml、4.05mlでは枚数が多くなると、大変な誤差が生まれます。
本当に正確な材料費を算出したいなら、最低でも有効数字が3ケタ程度は必要です。
4mlでは無く、4,00ml(小数点以下3桁目を四捨五入)程度は計測しないと
正確性は低いと考えたほうが良いでしょう。
しかし、少量の単位であり持ちわせている計量器では、そんな高精度では測定できない
可能性があります。
その場合は計算する単位を大きくします。
ビラ1枚のインクではなく、100枚とか1,000枚単位にします。
印刷材料費=〇〇円/1,000枚…と言う様に、1枚ではなく、1,000枚当たりの材料費
で管理する方法です。誤差が格段に小さくなります。
単位枚数の設定方法は
インクの使用量が3桁程度(最悪でも2桁)正確に計数できる事
一度に印刷する枚数に設定する(1~2割程度の差があっても構いません)
事です。
黒は殆ど減らない為計算に入れていないとのことですが、基本的には材料費に加えて
計算しなければ、誤差は大きくなる一方です。
材料費は直接材料費と間接材料費に分けられますが、その考え方を応用します。
黒を確実に計量するには単位枚数の印刷を何回繰り返せば良いか…です。
計算と言うより何回か繰り返した実績値を使えばよいでしょう。
例えば、1,000枚印刷を10回繰り返して、3ケタ程度の有効数値が計測できれば、
消費したインクに見合う額を、先に計算した単位枚数あたりの材料費に加えれば
良いことになります。(先に計算した材料費に金額で加える)
材料費は原価の殆どでは有りません。電気代などの経費、あなたの労務費も
かかっています。仕損じも発生しますから、それらを考慮すると思いもよらないコストになります。印刷業を営んでおられる方は、これらすべてを含めた価格ですが、内訳はオープンに出来ないと思います。ノウハウの領域ですからね。しかし、見積はお願いすれば出していただけると思いますので、材料費だけに固執しないで、全体的な負担を考えて対応すべきと思います。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
はじめまして、見習い経営者です。
現在1人で営業活動をしています。
宣伝費(広告費)についての質問です。
現在チラシを自分で作成し自分で印刷しています。そして自分で配布しています。
1… [続きを読む]
見習い経営者さん (大阪府/28歳/男性)
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