対象:マナー
佐野 由美子
ビジネススキル講師、マナー講師
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日頃の人間関係を上手く生かしてください
新年の仕事始めには、たくさんの方が会社にご挨拶訪問に来られます。
毎年感じるのは、形だけのご挨拶に来られた方と、心新たに信頼を深めるためにわざわざ足を運んでくださっている方との温度差です。
訪問先によって、日頃の人間関係が全く違うものですよね。
「上司と同行」の意味は、行先によりそれぞれだと思います。
お取引先との関係が上司の方が詳しいケースでは、部下としての顔見せ(自己紹介)と、よろしくお願いいたしますのご挨拶が目的です。日頃のお礼を丁寧に申し上げます。
自分がお世話になっている会社でしたら、仲介役(紹介役)に徹して、上司を相手先の重役や担当者の方にきちんとお繋ぎするのが役目です。これまでの経緯や大切な情報は、事前に上司の耳に入れておくことがポイントです。
新年のご挨拶訪問はアポなしですから、先方の重役や担当者が不在のこともあります。
その場合も、日頃のおつき合いは大切に生かしてください。
特にお世話になっていたり、親しくしていただいている方にも上司を紹介して あらためて丁寧に日頃のお礼をお伝えする最良の機会です。
目指す相手が不在の場合でも、ご挨拶訪問や名刺のお渡しは、決して虚礼に終わらないように年始のご挨拶の心を大切に、この先の良い人間関係に生かしていきましょう。
気持ちのこもった良い年始のご挨拶で、明るい1年をスタートさせてください。
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この回答の相談
新年のあいさつに取引先に上司同行で行きますが、その際のあいさつの手順や注意するポイントはどんなことでしょうか。上司には聞きにくいので教えていただけますか。
スノー2250さん (島根県/32歳/女性)
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