住宅ローンの審査について

ｍａｎａｋａｎａさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『どの方法をとっていったら住宅ローンに通るでしょうか？』
につきまして、

住宅ローンを申し込んだ金融機関が住宅ローンの審査に当たっては、
１．本人の収入に占める住宅ローンの負担割合
２．個人の信用情報
３．勤務先
などにつきまして審査を行ったうえで、
住宅ローン融資を行うかどうかを判断することになります。

尚、ｍａｎａｋａｎａさんの場合は自営業ということもあり、
過去３年間に遡って、確定申告書の提出が必要になる場合もあります。

また、借入金額を３６００万円、審査のためのローン金利２．０％・３５年返済とした場合、
ふたり合わせた手取り年収４９０万円に占める住宅ローンの負担割合は、
３９．０％ほどになってしまいますので、
銀行の方の説明のとおり、負担割合のうえからは残念ながら難しいかも知れません。

尚、住宅ローン融資を行う金融機関としては、
住宅ローンを組んだ後から返済が滞ってしまうことが一番心配なのですから、
収入に占める住宅ローンの負担割合を重要視するのも、
仕方のないところではあります。

また、借り入れを希望されているｍａｎａｋａｎａさんの場合も、
借り入れを希望している金額で住宅ローンを組んだ場合、
家計を圧迫することなく、
無理なく返済していくことが出来るかどうかにつきまして、
今一度冷静になって考えてみる必要があることも確かです。

住宅ローンにつきましては、一旦組んでしまうと、
収入が減ってしまい返済がきつくなってしまったからと言っても、
融資先の金融機関では弁済額を減免してくれたり、
返済をまってなどしてはもらえませんから、
住宅ローンを組む場合には、無理のない返済計画を立てることが最も重要となります。

私の考えとしてはもう少し辛抱して、
その間に頭金の額を増やしたり、
ご夫婦の収入を増やしたうえで、
改めて住宅ローンの申し込みをすることをお勧めします。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/