法律上では工務店が仲介手数料を取る事は出来ません。

こんにちは金魚の餌さん
湘南スタイルの仕掛け人でお洒落な建築デザイナーの稲垣史朗です。

今回のお話しを整理させて頂きますと・・・
１　土地と建物をある工務店に依頼した。（実際にはあなたが土地を見つけた）
２　建物に対してローンの審査が通らなかった。（建築の条件としてローンを申請していた）
３　色々ないきさつで工務店に不信感を抱いた。（希望する無い様の図面やイメージが違う）
４　建物を建てる前提で契約金１００万円を支払った。
５　土地だけは気に行ったので購入した。

簡単に言えばこの様な流れなのでしょう・・・
先ず言える事は契約金の１００万円を返さないと言う事は法律に触れる行為です。
この様な土地・建物に関する請負的な契約はあくまでも今回のようにローン審査が条件になる様な場合には、審査が降りない時は契約自体が無効になることが一般的です。

ここで少し前置きしますが、土地購入に関しては自己資金で完結できると言う事を前提にお話しします。
今回の工務店は置くまでも不動産登録をした会社では無くあなたからの情報を元に知り合いの不動産会社にあなたからの情報を伝えたに過ぎず、ましてや仲介手数料や値引き等を確約出来るモノではありません！
あくまでも営業上に工務店に有利になる方便であり何の根拠もない話です。

よって今回は土地・建物を一体化したローン審査が降りなかった訳ですからあなたになんの不利益を被る所以はありません。
手付の契約金１００万円は当然返金をしなくてはならないお金です。
また、土地の値引き代金や仲介手数料などは一切払う筋のモノではありません。
なぜならば、工務店はあくまでも工務店であり不動産会社では無いですから。