対象:住宅資金・住宅ローン
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三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
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どちらかに決めたら、上手くローンと付き合ってみては
ひさひさりん様
住宅ローンの選択でお悩みとのこと。
条件的に非常に有利な2つのローンですから、選択が難しいですよね。
お話しのポイントは学費など今後予想以上に掛かる支出が
返済予定にどの程度影響がでるか?という所が気になりますが
そこは予定通りという前提でお話しします。
まず3つ上げて頂いている選択ですが
下記についてはあまりお勧めできません。
>・変動で5年様子を見て、5年後20年固定等に借り換え
予想に反して金利情勢が変わった場合にとられたい対処かと思います。
ただ、仮に変動で5年組み、5年後に20年固定等に切り替えという場合
「固定にしたい」=「金利が上がりそう」 という状態であると想定できます。
その状態の時には「既に実行金利」は上昇しています。
現在主要都市銀行の20年固定で約2.4%程度ですが、5年後金利が上がりそうな
状態になっていれば既に長期固定金利は上昇していますので、
結果フラットが良かった・・・となる可能性が高いです。
>・とりあえずフラットで5年様子をみて、5年後にまた考える。
また、フラットで様子をみてやはり金利は上がらない時には
低金利である変動金利に借り換えると思います。
ただ、現在もゼロ金利であることなどを考慮しますと、さらに下がっても限定的ですので
借換メリットはあまり大きく見いだせない感じがします。
五年後もゼロ金利政策をしているようであれば日本自体が危ういと思います。
変動金利・フラット35、どちらを選択されても良いとは思いますが、
繰り上げ返済を予定通り行えれば
●変動金利に関しては、金利上昇リスクを低減できる(返済期間短縮により)
●固定金利に関しては、団信保険料を削減できる(返済期間短縮により)
両者ともにメリットがあります。
本来はどちらも良いローンですから、自分に相性が良さそうな方を選択され
上手く付き合っていく事をお勧めします。
お話し文章を拝見する限り、ご予定通り計画されて返済されそうですので
「変動金利でっといく」というプランが無かったので消去法的ではありますが
・このフラットでずっといく
というパターンがひさひさりん様には合っているかもしれませんね。
参考までに画像のグラフは短期プライムレートの推移です。
ご参考になりましたら幸いです。
補足
補足の回答ですが
どの程度繰り上げ返済ができれば変動が有利になるかは
正直わからないですね。何年後のタイミングで金利が上がりそうか
具体的には金利上昇(景気回復)ではなくて国債ショックの方が
可能性は高いと思っていますが。
変動が有利になるのは最低限、初めに記載されてたくらいの繰り上げ返済だと
思っていましたので、補足を拝見する限り少々、「学費」「老後資金」に不安が
残ります。
退職金制度は徐々に確定拠出年金に移行していますし、今後も
企業会計制度から加速します。
退職金制度はいつかわるかわからないと思っておいても良いと思いますよ。
文章内容を拝見する限りでは個人的にはフラット35で、金利上昇不安を
取り除いて出来る限り計画的に返済を行っていく方が安心できるかもしれませんね。
変動を組んだ場合、予定から遅れると「金利があがったらどうしよう・・・」などと
無駄な不安を抱えるかもしれませんし。
ご参考になりましたら幸いです。
※フラット35を推奨するものではありません。筆者の個人的見解です。
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この回答の相談
はじめまして。ご指導よろしくお願いします。
住宅ローン、固定か変動か、決めきれずにいます。
現在住宅ローンを変動・フラットエコの両方で本審査を申請して通っています。どちらを断る… [続きを読む]
ひさひさりんさん (福岡県/41歳/女性)
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