対象:生命保険・医療保険
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石川 智
ファイナンシャル・プランナー
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低解約返戻金タイプの商品について
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こんにちは、高知のFP、石川です。
まず、このタイプの商品は、一般的に払い込み満了までは、総じて低解約になっており、各社大体70パーセントほどです。
その結果、払込保険料も大体似たようなものです。
対保険料ということでしたら、4になりますが、単なる数字比べになってしまいます。
それだけを基準にするならば、保険料が若干でも安ければOKなのか?という話になってしまいます。
会社の健全性考慮しない場合、もちろん、対保険料で有利に立つ商品はこれ以外にもあると思います。
5に関しては、あとだし商品ですので、やや改良されており、返戻率が払込満了時の数年前に9割近くになるようにしております。
これには、それなりの商品差別化の戦略があり、万一、払い込み満了数年前に解約しなくてはならなくなっても、お客様に低解約にならないようにしました、というコンセプトもあるわけです。
そういう会社の考え方とお客様との価値観が合うかどうかで保険を選ばれたらいかがでしょうか?
余談ですが、5には付帯サービスとしていいものも付いています。
最後に積み立て利率について。
これは予定利率ではありません。ですから、インフレリスクとはあまり関係無いと思いますが。
予定利率が変動すれば素晴らしいと思いますが、あくまでも会社の私的な事情の『利率』ですので、最低利率しか約款上の保証もなく、私としてはオマケ的に捉えています。
もちろん、変動することもあるのでしょうが、それはその会社の事情によりますので、健全性が高いということも会社選びに加えられたら如何でしょうか?
結局、今までの話をまとめると『会社がきちんと存続できること』『商品の特性が価値観に合う』ということを商品選びの基準にされたらどうでしょうか?
あと、補足ですが、可能な限り、短めの期間で払い込みを終了した方が良いと思いますので、会社を二つぐらいに絞り込み、払込年齢を複数設定して設計書を作ってもらい、よく精査してください。
以上、何かのご参考になれば幸いです。
評価・お礼
ペグ さん
2012/10/13 13:26
ご回答ありがとうございます。
>5に関しては、あとだし商品ですので、やや改良されており、返戻率が払込満了時の数年前に9割近くになるようにしております。
なるほど…そういう違いもあるのですね。
>これは予定利率ではありません。ですから、インフレリスクとはあまり関係無いと思いますが。予定利率が変動すれば素晴らしいと思いますが、あくまでも会社の私的な事情の『利率』ですので、最低利率しか約款上の保証もなく、私としてはオマケ的に捉えています。
そうだったのですね。勘違いをしておりました。
最初は60歳払い済みにしようと思っておりましたが、出来るだけ短期の支払で、返戻率の高いものを選ぼうと思います。
ご親切にありがとうございました。
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この度、医療保険を加入するにあたり、保険の代理店で相談をした際、老後の生活資金の為の貯蓄目的と、主人が亡くなった際の生命保険も兼ねて、東京海上日動あんしん生命の長… [続きを読む]
ペグさん (大阪府/34歳/女性)
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