対象:心と体の不調
辻 良史
博士(体育科学)
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副交感神経の反射作用か睡眠時無呼吸症候群の可能性があります
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ゆちちゃん様
はじめまして、サイバー・ヨガ研究所の辻と申します。
まず、毎日十分な睡眠をとっているにも関わらず日中の眠気やだるさが慢性化している場合は、
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性がございますので、一度、専門のクリニックで診察を受けられることをお勧め致します。
また、倦怠感やめまいなどの原因は、自律神経の乱れからきていることも多々あります。
ストレスにより緊張モードの交感神経の働きが強くなりますと、体は、自律神経のバランスを保つために、副交感神経の働きを一過性に高めようとします。
その一過性の高まりが、日中の眠気として現れてくる場合がございます。
食後や運動の後に眠くなるのと同じ現象です。
ですので、普段から、副交感神経の働きを高めるような活動を取り入れ、自律神経のバランスを保つことをお勧め致します。
バランスが保たれれば、急激な副交感神経の高まりを防ぐことが可能になります。
特別な道具や場所を必要とせず、いつでも行える副交感神経活動を高めるものとして「呼吸法」がございます。
やり方は、鼻から5秒かけて息を吸い、10秒かけてゆっくり鼻から息を吐きます。
息を吐くときに副交感神経の活動が高まりますので、長くゆっくり吐くことがポイントです。
そして、胸ではなくお腹で呼吸することがリラックスには大事です。
朝食前とお風呂上がりに毎日3~5分間続けてみてください。
女性とストレス、健康に関しては、下記サイトもどうぞご参考ください。
★“美脳”ヨガ・ブログ★ ⇒ http://ameblo.jp/binou-yoga/
御参考になれば幸いでございます。 - 株式会社サイバー・ヨガ研究所 代表 辻 良史 -
評価・お礼
ゆちちゃん さん
2012/09/25 14:44
辻先生、ご回答ありがとうございました。
睡眠に関しては、睡眠専門外来を受診しており、睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシー等、病的なものではないだろうとのことでした。
子育て中による睡眠不足や疲れの眠気。
精神薬による眠気や、精神疾患からの眠気だと考えられるとのことです。
現在の精神科の先生からは、自律神経失調症と診断されております。
また、めまいに関しても、脳神経外科での画像診断や、めまい専門の耳鼻科を受診しており、良性発作性頭位めまい症と言われました。
治療に通いましたが改善せず、やはり眠らないとめまい…という状態です。
教えていただいた呼吸法をやってみようと思うのですが、子どもがまだ小さく、朝も夜もバタバタとしており、実践できるかわかりませんが…
ありがとうございました。
もし、呼吸法以外にもできる方法があれば、教えていただければと思います。
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ゆちちゃんさん (宮城県/29歳/女性)
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