対象:新築工事・施工
障害に対する専門知識
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はじめまして やすらぎ介護福祉設計 斉藤と申します。
障害をお持ちの方の住宅といっても、障害の種類によって仕様が様々に異なります。
症状が固定か進行性なのかによっても、室内環境をあわせて変化する必要も出てまいりますので、福祉施策や障害に対する知識も併せ持った設計者でなければ、竣工時で関係性が終わってしまいがちです。
「介護のし易い家」というご要望から、お子様への愛情が強く感じられます(^^)
子どものうちはご両親による介護で済む部分もありますが、成長するにつれ外部サービスを在宅で受け入れることも必要になります。
外部の方が介護されるゾーンとkuro-kokoroさん家のプライベートゾーンを分けることにより、家中をうろうろされるストレスから解法できますので、既存プランニングの多い一般的なハウスメーカーには難しいと思います。
高気密・高断熱やバリアフリーは当然として、戸建て新築ですのでお子さんが家で伸び伸びご成長できる環境づくりやお友達も遊びに来てくれる明るい家づくりが重要なポイントになりますねv
社会福祉士としてアドバイスさせていただくと、中途障害を持たれたかたに対し、障害を生まれたときからお持ちのお子さんは、前向きに人生を送られるかたが多いので、出来ないことより出来ることに目をむけ、ご本人の特性を最大限に活かせるサポートをご両親はされると素晴らしいですね。
その一つが生活環境づくりですので、お困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
ネット上では個人情報になりますので、障害の詳細など書けない歯がゆさ お察し致します。
評価・お礼

kuro-kokoro さん
2012/09/19 12:20
丁寧なご回答、ありがとうございました。
社会福祉士でいらっしゃるということ、我が家にとって身近で頼りにしている職種であります。
そういう視点からのアドバイス、とても参考になりました!
実際に今、ヘルパーさんに入浴介助でお世話になっております。
現状は賃貸なので、まさに家族とヘルパーさんが一つの空間に入り乱れています(笑)
なるほど、そういう状態も自然に分けられるようになれば良いですよね。
また、障害のある子の介護という視点だけではなく、お友達も気軽に遊びに来てくれる家…ハッとさせられました。
重度重複障害児なので、勿論これからも少しずつ出来ることが増えていくと確信しておりますが、健常の方よりは早く退化のカーブに入っていくでしょうから、そうなった時にも慌てない環境作り、ということなんだなーと思い知りました。
真摯なアドバイス、ありがとうございます。
また、質問させていただくこともあるかもしれません。その際は、よろしくお願い致します。
回答専門家

- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
障害のある子供を持つ家族です。産まれてから一生涯、身体と知的共に重度の障害と向き合って行く状態です。
暮らしやすい場所を求めて家を新築しようかとの方向になりました。
一番に… [続きを読む]
kuro-kokoroさん (福岡県/41歳/女性)
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