住宅ローン審査におけるカードローンの影響について

hamachanpeさん、こんにちは。
神戸市で不動産コンサルタントをしているＢＬＰの菊池と申します。

住宅ローンにおいて、カードローンでお金を借りたことが審査に影響するかご心配なのですね。
結論から申しますと、hamachanpeさんのように返済遅延、延滞記録無し、すでに完済し解約されている場合には、通常は影響ありません。

カードローンや消費者金融からの借入残がある場合、住宅ローンの審査にかなり影響します。
住宅ローンの審査を出す前に、完済してしまい解約しておくべきでしょう。

気を付けたいのは、カードローンの返済日に口座残高が不足して引落しができなかった場合です。
仮に過去に数日返済が遅れたとしても、すぐに返済していれば債権者からＣＩＣなどの個人信用情報の取り扱い先に情報が行かず、個人信用情報に反映されないこともあります。
返済の遅延がある一定の日数を経過すると、債権者から情報が行き、個人信用情報に反映されてしまいます。
この遅延の記録が１回でも付くとローン審査が通らないという銀行もあれば、３回までなら大丈夫という銀行もあったり、銀行ごとに基準が異なります。

ちなみに、銀行がテレビＣＭなどで盛んに宣伝しているカードローンは、基本的に消費者金融会社が保証し貸し出しているものです。
審査も消費者金融会社が行っています。
当然、個人信用情報の債権者名は消費者金融会社だったり、保証として消費者金融会社の名前が記載されることになります。

短期的にお金を借りるのであれば、カードローンは避けて、利息の低い銀行のローンを借りることをお勧めします。
住宅ローンの審査も、消費者金融からの借り入れは印象がかなり悪いようです。