対象:ヨガ・ピラティス
回答数: 3件
回答数: 1件
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辻 良史
博士(体育科学)
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コアの前後の筋肉と広背筋と大胸筋をバランスよく鍛えましょう
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amekorori様
はじめまして、サイバー・ヨガ研究所の辻と申します。
良い姿勢の維持には、コアの筋肉である腹直筋(お腹の筋肉)と
脊柱起立筋(腰の筋肉)などの筋肉をバランスよく鍛える必要があります。
体の大黒柱である大腰筋のトレーニングも必須です。
お腹を引き締めたいという理由から腹筋だけを鍛える方が結構いらっしゃいますが、
必ず腰に負担が掛かり腰痛を引き起こします。
体の前後の筋肉は、お互いに拮抗する形でバランスをとっていますので、
どちらかの筋肉だけが発達していますと、もう一方の筋肉に負担がかかってきます。
結果、姿勢も崩れていきます。
ヨガやピラティスはそういった意味では、
姿勢維持に関する筋肉をバランスよく鍛えることができますからとても効果的といえます。
コアの筋肉は、持久性の高い赤い筋肉(遅筋繊維)が多いため、
基本的には24時間で回復し、毎日鍛えることが可能です。
逆に週に3日以下のトレーニングでは、あまり効果は得られないと思われます。
コアの筋肉の強化は負荷の強さよりもとにかく回数をこなす必要があるからです。
また、猫背にならないようにするためには、
広背筋(背中の筋肉)を鍛える必要がございます。
欧米人は広背筋が発達しているため、胸が張り姿勢がよい形となります。
逆に日本人は、背中の筋肉が弱いため猫背になりやすい傾向にあります。
その際、体の前後の筋肉バランスを保つために大胸筋(胸の筋肉)も一緒に鍛えましょう。
広背筋と大胸筋は瞬発力系の白い筋肉(速筋繊維)が多いため、
筋肉の回復に48時間から72時間かかります。
そのため中二日あけた週2回程度のトレーニング頻度が適しています。
可能でしたら、一度、スポーツジムなどできちんと
専門家によるパーソナル指導を受けることをお勧め致します。
ご参考になりましたら幸いです。 辻
評価・お礼
amekorori さん
2012/08/16 17:50
ヨガやピラティスはバランスよく筋肉を鍛える事ができるんですね。
また、プロに習った方が良いということもよく理解できました。
ご丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。
辻 良史
2012/08/16 19:45
amekorori様
こんばんは、サイバー・ヨガ研究所の辻です。
ご返信ありがとうございます。
コア周りの筋肉はヨガ・ピラティスで鍛え、
背中や胸などの大きい筋肉は、やはりマシンなどを使用した筋力トレーニングが効果的です。
筋力トレーニングは一見、おしゃれとはいえませんが、
代謝の高い、いわゆる太りにくい体作りや、
エイジングケアに関わる成長ホルモンの分泌も促せ
実は美容効果がとても高いトレーニングといえます。
どうぞ一度お試しください。 辻
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この回答の相談
昔から姿勢が悪く、直したいのですが、ヨガやピラティスは効果的ですか。
また、どのようなことに気をつければいいですか。
amekororiさん (東京都/32歳/女性)
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