「自我の目覚め」で、心身の変化が起こって当然です。

CHIROLさん

はじめまして。心理・睡眠カウンセラーの力田正明と申します。

今回、思春期真っ只中のCHIROLさんにとって、自分と向き合うほど、自分がわからなくなっている状況になっているように察します。

実は、決してCHIROLさんだけが、このような葛藤を抱いているのではなく、

誰もが、「大なり小なり」通る思春期の「自我の目覚め」というものがあります。思春期は、自分の変化（身体と心の変化）と環境の変化を調整しながら、適応していかなければならなく、両方の変化が大きく、大人への移行期として適応するのに、多大なエネルギーを費やします。

そこで、「孤独感や劣等感」、「自己の内面に目が向けられる」、「自分が独自の存在であることに気付く」といった心理的変化があります。

心身の変化が大きいので、現実的な問題は、ご両親ならびに友達や相談しやすい学校の先生などに、気構えずに、相談することがベターな選択です。

CHIROLさんは、「大げさ」なんかではないですよ！　自分と真摯に向き合っているがために、いろいろ悩みがでているのです。この時期の自問自答は、とても今後の人間形成の上で、大事なベースになります。

発達過程で、誰もが悩む時期なので、大いに悩んでください。ただ、自分の中で、悶々と悩むのではなく、ちょっと回りの親しい人たちの意見などをもらうことは、いろんな見方があることを知る上でも大事なことです。

ご両親は、昔的な考え方で、いままでCHIROLさんはご両親の言うことに従順に生きてきたようですが、CHIROLさんが大人として自立していく上で、ご両親の時代の生き方などの価値観が、今の時代ではまったく変わっていることを、一歩大人になって受け止めて、自分の考えをご両親に伝えるコミュニケーションは必要かと思います。

　ここでしっかり自分と向き合い、自分の存在意味・個性というものをしっかり見つめることができれば、就職のときでも、自分の言葉で伝えることができます。

いろんな気持ちや体調の変化は、起きて当たり前なので、まず、その変化を受け入れてください。それが、CHIROL自身を受け入れるスタートになるからです。