対象:保険設計・保険見直し
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保険の判断基準を知るとわかります!
こんばんは。
アルファ・ファイナンシャルプランナーズの田中です。
保険を解約するときの判断基準、計算して比較するだけでわかります。
ポイントは「どうすればマイナスが一番少ないか」です。
前提として教えていただきたいのですが、保険は十分に加入しているので、この養老保険は保険金目的ではなく、どちらかというと貯金目的ということでよろしいですか?
貯金目的でよろしければ、計算してみてくださいね。20分くらいでできます。
まず、ポイントとして、これからできることは4通りです。
1、(当たり前ですが)満期まで保険料を払い続ける
2、特約だけ解約(ついていませんか?医療保障とか)して払い続ける
3、払い済みにして満期時に満期金をもらう
4、解約して解約返戻金をもらう
これを基準に考えて、まず保険証券に書いてあるかんぽさんの番号に電話して、次のことを聞いて、メモしておいてください。
(ア)特約だけを解約して支払った場合、毎月の保険料はいくらになるか
(イ)払い済みにした場合の満期金はいくらになるか
(ウ)今解約したら解約返戻金はいくらになるか
(エ)これまで保険料を払い込んだ月数
また、これもメモしておいてくださいね。
これまでの10年間で払った分は・・12600円×10年×12か月=151万2000円です。
※厳密に計算するためには、「12600円×(エ)」で計算してみてください。
では、(ア)~(エ)の情報と今まで払った金額がわかったらここで計算です。
もう一度言いますよ。ポイントは「どうすればマイナスが一番少ないか」です。
順序にそって計算して、ひとつひとつの結果を比較するだけです。
1、満期まで保険料を払い続けたら・・・
月々12600円×15年×12か月=225万円
満期金⇒200万円
これはカンタン、マイナス25万円ですね。
メモしといてくださいね。
補足
次に、ここだけ少し作業がありますが、ここを乗り越えれば次からはカンタンです。
ぜひやってみてください。
2,特約だけ解約して払い続けると・・・
上記(ア)の質問で聞いた数字を使うところです。
「特約がなくなった後の保険料×残年数5年×12か月」はいくらになりますか?
※厳密に計算するためには、「特約がなくなった後の保険料×(15年-(エ))」です。
この計算結果をこれまで払った151万2000円と足してください。
eg.仮に特約がなくなった後の保険料が1万円だとしたら、1万×5×12=60万円です。そうすると、これまで払った151万2000円と合算すると211万2000円になりますので、マイナス11万2000円です。
あとはカンタンです。
3,(イ)でかんぽさんに質問した、払い済みにした場合の満期金の額からこれまで払った151万2000円を引いてください。
4、(ウ)の今解約した場合の解約返戻金からからこれまで払った151万2000円を引いてください。
最後に、1~4を比較してみてどれが一番マイナスが少なかったですか?
一番少なかったのが、良い対処法となります。残念ながら、今からその養老保険でプラスを出すことはできません。
ぜひ、実践してみてくださいね。
回答専門家
- 田中 佑輝
- ( 埼玉県 / ファイナンシャルプランナー )
- アルファ・ファイナンシャルプランナーズ 代表
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この回答の相談
かんぽの特別養老保険5倍型、月々12600円、15年満期、死亡保障1000万、満期金200万
現在10年間払い込みしています。
他に今年から終身保険での死亡保障300万、学資保険にも加入していて、職… [続きを読む]
irnaAnriさん (熊本県/29歳/女性)
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