「脳と行動」から分析
科学的客観的な見方を書かせていただきますね、pontneuf さん。
Q&Aに頻繁に見られる悩み「人にどう見られているか」が気になる方が日本には特に多いと感じます。
それを現在研究中の「人間の脳と行動」から簡単に解析してみます。
まず、アドバイスとしては、「その彼の目、態度、行動」などを気にせずに、普通に振舞うことがベストだと思います。
「人があなたのことをどう思っているか」「あなたに対する人の態度、行動」の心配ばかりしていると本来の自分が出せなくなりますね。
あなたはあなたらしく。 人がどう思おうと。
Cultural Psychology (文化心理学)の研究では、日本人は周りの目を非常に気にするという結果が多く出ています。 周りがどう思っているかによって、自分の行動を制限してしまう傾向がありますし、また逆に「行動」そのものが「周りからよく思われたい」目的だけのためなってしまいます。
その傾向は、Self-Esteem(自己評価ー自分をどれだけすばらしいと思っているか)を低くし、しょっちゅうオドオドし、心配する心理状態を作り出してしまいます。 日本のうつ病患者の多さもこれに関係あるかも知れませんね。
結構簡単な方法で、その傾向を押さえる方法も研究されていますよ。
1.テレビを見るのは止める。
どんな番組にせよ、テレビは周りの社会を映し出します。
しょっちゅうテレビの前にいると、その周りの社会に常に巻き込まれている錯覚を脳が起こしてしまいます。
結果、ますます「自分は周りの中でうまく振舞っているか」を気にする傾向が生まれてしまいます。
2.鏡を見る回数を減らす。
鏡には「客観的に見た自分」が映ります。
これも、「周りから見えている自分」を更に脳が認識してしまう結果となります。
身だしなみを直したり、髪を整えたり、念入りに化粧をしたりする行動は、「周りに対して自分をよく見せたい」態度の現れですよね。
文化による影響を受けた日本人などにこれらを試した研究では、成果が上がったとも報告されています。 (Univerisity of British Columbia)
人間にはみんな素晴らしいところがありますからね、「自分は素晴らしい」と何回も唱えて自信を持って振舞って下さい。
「周りの目?」 Who cares?
そんなあなたの様子は素敵に見えると思いますよ。
回答専門家
- 大澤 眞知子
- ( 英語講師 )
- Super World Club 代表
カナダにいらっしゃい!
カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。
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