対象:広報・PR・IR
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菓奈 毎美
経営コンサルタント
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上司の上司が求める費用対効果とは
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上司のまた上司が費用対効果はどうか?と問われたら、読者の評価とは違う意味があると思います。
経営に関しての評価、いわゆる社内コミュニケーション活動の資産効果をさします。
社内報の編集に日夜努力している若いスタッフの龍々さんに聞くような内容かなと正直思いますが、あなたも分からなくても知っておくといいと記載します。
バブル崩壊時に最大手の重工業の会社に依頼され、4ヶ月制服を着て社員の変わりに企画部で内部調査したことがありますが、企画部のユーザー向けコミュニケーション活動が、接待か?もしくは効果あるマーケティング情報活動なのかの新営予算計画上で線引きを求めるのが狙いです。
社内報について大きく分けて3種類あることは以前の回答者に伝えましたが、社内報を企業コミュニケーション活動でいうと、「社内コミュニケーション活動」に数えられます。
あなたの知っているコマーシャルとか、ウェブのホームページ、株主向けのアニュアルレポート、営業が持ち歩くパンフレットなどは「社外コミュニケーション活動」といいます。
つまり、コマーシャルで製品の売上が上がったとか、ホームページでいい人材のリクルートが増加したとか、株主が増えたとか・・・社外コミュニケーション活動は、費用に対して効果が分かりやすいですね。
それに加えて、社内コミュニケーション活動である社内報は費用対効果が見えにくいのは分かると思います。
正直、社内報は出版社が出すような雑誌とは異なり、読者の評判で作られてはいません。
どちらかといえば・・・
●コーポレートガバナンスが社内のスタッフに浸透したため、顧客の対する対応が改善された
●省エネ、節電になかなかスタッフが徹底できなかったことが、社内報の内容によって、その必要性が理解され、節電する場所と、必然的に必要な箇所が明確になったとか
●人事部でいえば、社内報による社内啓蒙活動の徹底で、お子さんが生まれた(扶養家族の申請が早くなった)。経理部で言えば、経費の提出が早くなったとか・・・
私たち統合型マーケティング・コミュニケーション戦略のプロから言えば、こうした社内外にアプローチするコミュニケーション活動が、費用をかけただけの効果が会社の経営の運営にどれだけ効果があったかをチェックすることが、知的資産をどう活用し、必要のないモノは予算から外してゆくかを棚卸しします。
評価・お礼
龍々 さん
2012/05/09 00:03
お礼が遅くなり、失礼しました!
費用対効果といっても、いろんな対象が想定されるんですね。
対外的なことは正直ピンときません。
まずは、社内報での節電啓蒙記事ですね!
これは比較的、効果が見えやすいと思います。
そして、
社員の態度が良くなって顧客の評価が上がる、
社会的に会社のイメージが良くなって株価が上がる、
というのが分かりやすい例なのでしょうね。
そこは、まだまだ自分の守備範囲ではありませんが、
そこまで見通して仕事をするように、と、
役員上司と菓奈先生のお2人から、応援をしてもろたんや!
と解釈して、感激してます!
また成長したら、ご報告させてもらいます!
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この回答の相談
こんにちは。
今日は、また違った質問をさせてください。
会社の中でも、現場の社員は「費用対効果」を考えながら仕事をしています。
ところで、先日、上司の上司である担当役員から、
「… [続きを読む]
龍々さん (大阪府/19歳/男性)
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