対象:心と体の不調

石川 裕理
心理カウンセラー
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心の声に耳をかたむけて
はじめまして、臨床心理士の石川です。
私は家族療法や精神分析をベースとする心理療法家です。
あやのさんのご相談内容は、典型的な「摂食障害(非排出型)」ですね。
摂食障害という言葉は最近は有名なので、一般の人も使いますよね。
食欲の問題ではないと思いますよ。
「最近、祖父が亡くなってお葬式で食べ続きでした。
その後くらいから食べてないとやってられません。
寂しくなったりすると食べてしまいます」
この文章に、あやのさんの苦しみのヒントがある気がします。
甘いものや白米などの糖質を大量に摂取することは、飲酒することと
意味は同じで、軽い酩酊(酔い)をもたらします。
あやのさんは、安らぎや、寂しさを埋めるものを食べ物に求めているのだと思います。
そして、ご自身ではあまり意識していないかもしれませんが、お祖父さんがお亡くなりに
なってから、家族の中が変化しました。
そのことを意識しましょう。
そして、無理に食欲を抑えないことです。
食べたければ、食べていいのです。
そして、食べていない時間があったら、自分のしたいことを考えましょう。
もちろん「何もする気がおきない」のなら、そんな自分を大切にして、何もせずにいましょう。
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