敬意の中にも、自分らしさを大切にしてください

キートンさん、ご質問をいただきありがとうございます。
このたびはご子息のご結婚、本当におめでとうございます。

初めてのお顔合わせということで、こちらもとても緊張いたしますが、相手のご両親様、ご家族も心配のお気持ちにきっと違いはありません。
どんなご家庭にお嬢様を嫁がせ、親御さんがどんな方なのか、先ずは一番確かめたいお気持ちでしょう。

礼儀作法に失礼があってはいけませんが、ご自分の自然体のお人柄を伝えるのも、相手のご両親に対する誠意の表し方です。
着慣れないスーツで緊張してしまうより、自分にお似合いになるジャケットを用意され、しわにならないように持参されてはいかがでしょうか。(何しろ、お車で8時間ですものね、普通とは条件も違います)

もうひとつ、大切に考慮しなければならないのは、相手のご実家の家風やお考えとのバランスです。どちらかが砕け過ぎても、堅苦しくても、ちぐはぐな空気を作ってしまいます。
そのあたりは、新婦に率直にご相談されてもよろしいと思います。

今回ご挨拶にお伺いする目的と、大切なことは何でしょうか。
　　相手のご両親様に対して敬意をお伝えする
　　こちら側の人柄をお見せして、ご安心いただく
　　これから始まる親しい家族のおつき合いを喜び合う・・・


もちろん、これを良い機会に、スーツやジャケットを新調されることは、これから大いに役に立つ事かと思います。
その時には是非、ご自分がより自分らしく映るような、お気に入りの一着をじっくり選んでくださいね。

穏やかで佳きお顔合わせの日となりますよう、心よりお祈りいたしております。