対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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宮下 達裕
保険アドバイザー
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貯蓄目的の終身保険で気をつける3つのポイント
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お客様に有利な保険提案を得意とするファイナンシャルプランナー宮下です。
ご相談者様は通貨分散をしながら保険で貯蓄をしていこうとお考えで、
理想的な分散投資となりますので、私も賛成いたします。
お考えのように、2通貨以上お持ちであれば、為替の有利な方を解約したりできますからね。
ただし、お気をつけいただきたいことが3点あります。
1点目は、
メットライフアリコの外貨建て終身保険は
積立利率変動型終身保険(米国ドル建て)と通称マイフューチャーと呼ばれる円建保険金額保証特約付新終身保険(米国ドル建て)があります。
もし通貨分散して貯蓄目的で運用していくとお考えであれば、前者のほうがご意向に近いかと思います。
どちらの保険か、しっかりとご確認ください。
2点目は、
終身保険に関しては保険料の払込みをしている間の解約はほとんどの場合は元本割れします。
元本割れしてしまう期間のことをよく"デメリット期間"と表現しますが、
保険料から推測するとご主人様が60歳まで保険料を払うのでしょうか?
すると30年近いデメリット期間を保有することになりますので、できるだけ、途中で解約をできればしないようにしましょう。
病気や事故で就労できなくなったとしても、続けていけますか?
保険料を10年払いにするなどもご検討ください。
3点目は、
保障が少ないことです。
ひょっとしたらご主人様の死亡保障はこのアリコの死亡保障だけでしょうか?
ご家族構成などわかりませんので、詳細はお伝えできませんが、
収入保障保険などご加入をご検討ください。
ご不明点などあれば"この専門家に質問!"ボタンよりお問い合わせください。
よき保険に巡り会えることを祈っています。
評価・お礼
くとくと910910 さん
2012/03/11 15:52
お返事いただきありがとうございました。
一点目ですが、
マイフューチャーです。
前者の方がお勧めとのことですが、何が違うのでしょうか?
二点目ですが、
60歳までの払い込みで検討してます。
ただ、お金に余裕ができたら、その分前金で支払う予定です。
三点目ですが、
死亡保障2000万のみです。
主人がなくなった場合、国からのお金が結構もらえるようなので、
収入保障保険は必要ないようです。
(私と子供で年間200万)
宮下 達裕
2012/03/11 18:35
好評価をいただきありがとうございます。
積立利率変動型終身保険(米国ドル建て)通称:ドルIS終身保険とマイフューチャーの違いですが、
ドルIS終身保険は保険料、死亡保険金、解約返戻金はドル建てになります。
例えば$100の保険料を毎月銀行口座から、起算日の為替レートでの請求になります。
$1=\100だと、\10,000、$1=\80だと、\8,000、$1=\120だと、\12,000の保険料になります。
(円建てで考えると)毎月の保険料が月によって増減します。
同様のことが死亡保険金、解約返戻金に関しても言えます。
マイフューチャーは保険料、死亡保険金は円建てで固定。解約返戻金はドル建てとなります。
積立利率は現在ドルIS終身のほうが高いようです。
積立利率が高いということは、その分保険料が安く、その分返戻率がよいということになります。
"ドルが高くなれば、ドル建てを貯蓄分とする"とご相談者様の質問にあるように、
ドルの為替リスクをとれるのであれば、オススメの商品になります。
遺族年金もお勉強されているようで安心しました。
掛け捨ての死亡保障に加入しなくてもよいわけですから、
よい選択かと思います。
被保険者様が就労ができなくなってしまった場合に備えて、
担当のFPさんから、払い済みや、コンバージョンについて説明を受けてくださいね。
よき保険に巡り会えることを祈っています。
詳細はメットライフのHPや約款をご覧ください。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
こんにちは。
今、保険の見直しをしています。
そこで相談なのですが・・・
主人の生命保険について。
円建てとドル建て(円支払いの円受取り)を併用しようと考えてます。
今現… [続きを読む]
くとくと910910さん (大阪府/32歳/女性)
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